こんにちは山田塾長です。私は、新卒で入った会社を29歳の時に辞めました。その後、フィリピン留学を経てカナダへワーキングホリデーに行きました。
会社を辞めた後は、すぐにやることがあります。今回は、ワーホリや留学を考えているかた向けに、会社を辞めたらまず何をしなければならないかについてご紹介をしていきます。
会社を辞めたらすぐにしなければならない3つのこと
国民健康保険の加入手続きをする
日本では、国民皆保険制度がとられており、すべての国民に加入義務があります。通常、国民健康保険と呼ばれます。会社に勤めていた人は、会社で加入していた健康保険(社会保険)を任意で継続することも可能です。そこで、国民健康保険に切り替えるか、会社で加入していた健康保険をそのまま継続するかを決めます。
ただし、会社で加入していた健康保険を継続する場合には条件があります。継続できるのは2年以内の期間であること、全額自己負担であること。私の場合は、国民健康保険に切り替えることにしました。理由は、会社での保険を2年継続して払った場合、国民健康保険のほうがお得だったため。それでも国民健康保険は月額で4万円程度支払っていました。これまで会社員だった方は、社会保険は会社が折半していました。つまり、会社を退職したら、それなりに費用がかかることは覚悟しておいてください!
私が知らなかったことで失敗した経験を以下の記事でまとめていますので、よろしければどうぞご参考に。
国民年金の加入手続きをする
これまで会社員だった人は、厚生年金と国民年金に入っていたと思います。(知らず知らずに国民年金にも加入しています)
そこで、会社を辞めたら厚生年金を止めることになり、国民年金単独となります。ただし、国民年金には免除申請があります。ワーホリや留学される方は絶対に利用したほうがいいです。会社を辞めて、留学やワーホリをした場合、収入がなくなるため、毎月1万6千円の費用を払うのはつらいです。かといって、年金は将来もらえないからと言って払わない人もいらっしゃいますが、免除申請をすれば、支払わなくとも払ったことになるわけです(もちろん普通に払っている人に比べれば受給額は減ります)。
失業保険給付の手続きをする
会社を辞めたら、すぐにハローワークに行きましょう!仕事を探すためではありませんよ、失業保険給付の手続きのためです。
会社の退職手続き時に、会社の人事課や総務課の担当者から以下の書類をもらいます。
年金手帳:青い手帳。入社時に会社に渡しているはずなので、会社で保管されている。
雇用保険被保険者証:失業保険を受給する際に必要となります。
離職票:退職の証明書。こちらも失業保険を受給する際に必要となります。
源泉徴収票:1月1日から退職日までの給与所得を示したものです。
失業保険給付時に必要となるのが、雇用保険被保険者証と離職票です。
失業保険の給付手続きのざっくりとした流れは、ハローワークに行ったら、雇用保険被保険者証と離職票を渡します。数週間すると、雇用保険受給資格証が発行されます。4週間に一度ハローワークに行くと受給対象となり失業保険の給付がなされます。失業保険の手続きから実際に支給がされるまでの期間は、だいたい4ヵ月かかります。
まとめ
今回は、ワーホリや留学を考えているかた向けに、会社を辞めたらまず何をしなければならないかについてご紹介をしていきました。少しでもお役に立てたら幸いです。
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