こんにちは。最近、英語のシャドーイングを始めた山田塾長です。
「英検や就職などの面接試験日が近づき不安で寝付けない」、「何も話せなくて頭が真っ白になったらどうしよう?」など、不慣れなことやプレッシャーがかかることを行う時は、誰でも緊張します。私も英検の2次試験当日はかなり緊張しましたよ。
適度な緊張はむしろアドレナリンが出て集中力が発揮されます。しかし、過剰な緊張は普段の力が発揮できなくなる恐れがあります。
そこで今回は、緊張とはどんな状態を指し、どこから来るのかを知り、その対処方法についてご紹介します。
緊張はどこから来るのか?
緊張するとはそもそもどういった状態を指すのでしょうか。
緊張:身体や心が張りつめた状態
緊張する場面とは例えば、こんな時です。
【緊張する場面】
・初対面の人と話をする時
・英語のネイティブスピーカーと話しをする時
・目上の人やクライアントと話しをする時
・大勢の前に話をしなくてはならない時
ではいったいこの緊張とやらはどこから来るものでしょうか?
獲物を追いかけたり、目標を達成しようと意気込んだりと戦闘態勢にある状態を指す交感神経の活発化が原因です。交感神経が活発化すると、脳は興奮状態となって、心拍数も増加するのです。つまり、仕事をしたり人に会ったりと活動をする時は交感神経が活性化します。一方、家に帰ってリラックスしたり休んでいる時は副交感神経が活発になるということです。
緊張はどうやって対処する?
セロトニンを増やす!
セロトニンとは、心身の安定を司る神経伝達物質です。セロトニンが不足すると緊張したり、ネガティブマインドになっていくといわれています。セロトニンを増やす方法としては、
【セロトニン増やす方法】
・セロトニンを合成するトリプトファンを含む食べ物を食べる。
・深呼吸を行い、呼吸を整える。
・ランニングやウォーキングなどの運動
・カラオケ
・マッサージ
・サプリでビタミンB6
私が実際にやってみて一番手っ取り早く効果があったものとしては、深呼吸と身体を動かすです。特に緊張している時は、体が硬直して肩が張っている状態です。5分程度の深呼吸と、肩に力を抜くためにストレッチをしたり、ウォーキングをしたりすると、肩の強張りも抑えられます。
最悪の状況を想定しておく!
I am an old man and have known a great many troubles, but most of them never happened. -Mark Twain
俺は爺さんだ。困ったことなんてたくさん知っている。でも、そのほとんどは実際には起こりゃしないさ。 -マーク・トウェイン
試験や面接、プレゼンなどでは事前に準備をしていると思います。ただ、準備したことが緊張することで上手く活用できないことがあります。そこで、事前に最悪の状況を想定しておく。最悪の状況といっても、大げさに考える必要はありません。例えば、「プレゼンで度忘れした場合にどうするか?→カンペを用意しておく」「面接で使おうと思って覚えたフレーズが飛んでしまったら?→自分の得意なパターンフレーズに持ち込んで話をする」というように、緊張のために頭が真っ白になった時にどう対処するかを事前に決めてしまうという方法です。
ポジティブマインドセット!
普段から心がけたいことではありますが、それはポジティブに考え、話すようにする。普段からポジティブな言葉を自分や人に投げかけていると、緊張を上手くコントロールできます。言霊(ことだま)とはよく言ったもので、言葉の力は案外はかどれません。ポジティブマインドだけ高くて準備を怠るのはダメですが、ポジティブは勢いをつけます。例えば、「できる!余裕!いいね!大丈夫!」などの言葉を使い、勢いをつけてみてください。あとは、ポジティブに関する本を読んで、勢いをつける方法もあります。私が読んだ本でオススメは、以下の本です。
まとめ
緊張に対する対処法をご紹介してきました。緊張は人間の本能として備わっているため、避けることはできませんが、緩和することはできます。今回ご紹介した方法をぜひ実践していただき、試験や面接でご自身の力を発揮してください。応援しています!
最近、フィリピンのセブ島で生活していた時の本を出版しました。現地の日本人は海外でどんな生活を送っているのか、英語や海外就職などについてインタビューしています。これから英語を使って仕事をしたいと考えているかた、海外移住を検討されているかたに参考になれば幸いです。↓↓