台湾に滞在した記録です。貧乏旅行で、観光というよりも滞在という感じです。基本は滞在先で作業してたりするので、積極的に観光地にもいきません。仕事をしないときは地元の安くておいしいものを食べたり、散歩したりして時間をつぶしてます。参考になれば幸いです。
目次
台湾を旅行する際のビザ
2008年2月1日より、日本国籍の旅客がノービザで台湾に入国した場合、滞在できる期間が90日間までとなりました。ただし入国時に残存有効期間3カ月以上のパスポートと、往復航空券(または船の切符)あるいは第三国への航空券を所持している必要があります。入国後のビザの変更、ならびに期限の延長はできません。台湾のビザは台北駐日経済文化代表所にて発行を受けられます。
パスポートの有効期限がしっかりと残っていれば、ノービザで3か月滞在可能。非常にありがたいです。
海外へ渡航の際は入国時にイミグレーションでArrival Cardを提出する必要がありますが、台湾の場合はオンラインで提出可能です。下記のURLにアクセスして必要事項を記入するだけ。
台湾 National Immigration Agency Arrival Card
私も事前にこちらで登録をすませておきました。入国時イミグレで聞かれたら “I have applied through online” と言えばOKですが、私の場合は特に何も言われませんでした。
LCC で羽田から台北まで
海外へ行くときは決まっていつもLCC (Low Cost Carrier) を利用しています。羽田⇒台北はPeachエアが安かったです(2019年にバニラエアと統合。)
フライトチケットを確実に安く購入するコツは、プロモ(安売り)を利用すること。大抵どのLCCでも月一など定期的にプロモをやってるので、余裕を持って数か月前から毎日サイトをチェックしましょう。ある日ポコッとプロモが出てくるので、その日を逃さないことです。
私の場合は予定の3か月前くらいにプロモを見つけて購入しました。たった片道4990円! 安いな~と思ってましたが、支払い画面まで行くと、プラスで羽田の空港使用料が2570円、出国税1000円、国際線旅客保安サービス料100円、手数料が540円で、結局9200円でした。空港使用料、高いですね。仕方ないです。
Peachエアは手荷物のMAXが7キロまでで、1キロでもオーバーすると「整理しなおすか、荷物をご自宅に送り返してください」と非常に厳しかったです。荷物の整理に少し苦労しました。
羽田から台北はわずか3時間半。あっという間でした。
現地通貨を手に入れる。両替かキャッシングか
台北の桃園空港(とうえんくうこう、中国語読みだとtaoyuan)到着後、まず現金1万円を台湾通貨に交換しました。だいたいどこの国も空港の両替所はレートが悪いというのが通説ですが、台湾の場合はむしろ街中はレートが悪く、空港の方が良いそうです。また、クレジットカードのキャッシングの場合は、台湾銀行、国泰世華銀行など、台湾の大手銀行のほとんどは現地ATM使用料は無料。レートは両替よりもいいそうです。
台湾の通貨はニュー台湾ドル(New Taiwan Dollar)、TWD、NT$、元など、色々名称があるんですが、どれも同じです。
悠遊カードを使いMRT(電車)で空港から台北市内まで
空港から市街地までの行き方を調べると…
バス⇒130~140元、所要時間40~1時間
電車⇒150元、所要時間約40分
と、値段も時間も大差ないようなので、私は電車を利用することにしました。空港の表示でSkytrainというのがありますが、こちらはターミナル間の移動用の電車なので注意。MRTという看板をたどっていってください。
駅で悠遊カード(Easy Card)を購入しました。いわゆるSUICA, PASMOのような交通ICカードです。これを使うと交通費が20%割引になるので使わないともったいないです。電車だけでなくバスでも使えますし、日本同様お店や自動販売機などでも使えたりするので非常に便利。駅の窓口で ”Easy Card?” と言うと、「悠遊カードですね~」と日本語で説明してくれて購入できました。料金は500元で、内100元はデポジット、400元はチャージされています。
電車内はWiFiが使えます。飲食は禁止。窓からは綺麗な緑の風景。終点の台北駅に着いてから他の電車への乗り継ぎもスムーズで楽でした。MRTの地図をダウンロードしておくと便利です。リンクはこちら。
台北での宿泊先: Taipei Livepal Hostel
ホテル予約サイトは多数ありますが、「予約したけど実はまだホテルがオープンしてなかった」とか「地図に示されてる場所になかった」とか、サイトによっては面倒な噂を聞いたりもします。日本ならまだしも、言葉のわからない海外だと面倒に巻き込まれたら一苦労なので信頼できるサイトを使った方が良いと思います。
私はホテルを予約する際は毎回【Booking.com】を利用しています。Booking.com は評判も良いですし、Tripadvisorで他サイトと比較しても最安値のことが多々あります。これまで問題があったことは一度もありません。おススメです。
台北での滞在は、Taipei Livepal Hostelにて。Booking.comで最も安かったホステルです。
個室もあるようですが、一番安いのはドミトリータイプです。私は基本ドミトリーは苦手なのですが、ここはベッド脇にカーテンが付いているのでプライベートな空間が保たれ思った以上に快適。ベッドは堅いですが枕も布団もフカフカです。
私が滞在したのは男性オンリーのドミトリーだったので、気遣うこともなく助かりました。トイレ、シャワーは共同。東南アジアによくあるホテルと違ってシャワーからお湯もちゃんと出ました。
WIFIも完備しており、途切れることは一度もなし。ラウンジにはウォーターサーバー、無料のお茶やコーヒーもあるので貧乏旅行者には嬉しいです。 (写真に写っているお兄ちゃんがお菓子をくれました。私は豆乳ジュースをお返しにあげました。)
一週間滞在しましたが、ストレスなく快適に過ごせました。滞在費を節約したい方にはもってこいです。台北での滞在を考えている方は是非。↓からBooking.com 経由で予約できます。
次回は台北の街の様子を書きます。
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昭和59年生まれ。東京都出身。21歳の時にイギリスへ約半年間の語学留学。28歳の時にワーホリでカナダへ。1年半滞在した後、30歳でマレーシアの音楽学校に入学。卒業後はフィリピンで社内翻訳者として働き、現在はフリーランスで翻訳をしながら、音楽を作ったり旅行したりしてます。TOEICは950点◎。フレディ・マーキュリーが永遠のアイドル。2か月の台湾ノマド生活をまとめた『台湾滞在記: 生活費 月6万円で一周 』がKindleで販売中。