“Man Up” は日本人にはあまり馴染みのないフレーズですが、これをタイトルに付けた映画やコメディシリーズもありますね。
Man Upの意味を早速見ていきましょう。
Man Up の意味
多くの英英辞書に載っていますが、Cambridge Dictionaryの解説がわかりやすかったです。
man up (phrasal verb) informal
used to tell someone that they should deal with something more bravely:
「毅然とした態度で物事に取り組むよう人に伝える時に使われる」こう書くと堅いですが、ウジウジしている人に対して「しっかりしろ!」と言うのと同じですね。
“Man Up” なので、直訳するなら「男らしくしろ!」とも言えます。が、例えばこんな映画もあります。
映画『マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり』は原題はそのまま “Man Up”。以下あらすじ。
…恋人もおらず孤独な毎日を送っていた30代女性ナンシー。ある日彼女は、他の女性とブラインドデートするはずだった40代の男性ジャックにデート相手と勘違いされ、言い出せないままジャックと一緒に過ごすハメに。意外にも意気投合する2人だったが、やがて人間違いだったことが発覚すると、ジャックは本来のデート相手に会いに行ってしまい…
上記のあらすじや予告編を見てもわかる通り、主人公の男女ふたりとも恋愛に臆病になっています。タイトルはそのふたりに対して「立ち上がれ! (予告編の訳)」と言っていますので、男性に対しても女性に対しても使えます。
ちなみにMerriam Webmaster辞書によると、1996年頃から使われ始めたフレーズだそうで、わりと新しい言葉なようです。
Example
しっかり! やるべきことをするんだ。
勇気をもって自分の間違いを認めなきゃだめだよ。
使い方が分かったら、映画 “Man Up!” も是非観てみてみましょう。
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昭和59年生まれ。東京都出身。21歳の時にイギリスへ約半年間の語学留学。28歳の時にワーホリでカナダへ。1年半滞在した後、30歳でマレーシアの音楽学校に入学。卒業後はフィリピンで社内翻訳者として働き、現在はフリーランスで翻訳をしながら、音楽を作ったり旅行したりしてます。TOEICは950点◎。フレディ・マーキュリーが永遠のアイドル。2か月の台湾ノマド生活をまとめた『台湾滞在記: 生活費 月6万円で一周 』がKindleで販売中。