【体験談】フィリピンの1ヵ月生活費はいくら?【4年滞在】

フィリピン留学が終了して、もっと長くフィリピンに滞在したい!

フィリピンで就職する予定だけど、生活費ってどれくらいかかるの?

こんな疑問に応えていきます。フィリピンのセブ島で約4年間生活をしていた私(今は日本)が、1ヵ月でかかっていた生活費を思い出しながらシェアするので、あくまで参考程度にお願いします。

先に答えを言ってしまうと1ヵ月の生活費は、約32,270ペソ (約67,000円) です。

もちろん、月によってはもっと安くなることもあるし、旅行などで高くなってしまうこともありました。 (フィリピンのセブパシフィックは安いので、香港とかシンガポールとかタイとかよく行っていました)

ではいきましょう!

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家賃: 10,000ペソ (約21,000円)

私はこれまでフィリピンのセブ島で4回引っ越しをしましたが、最後に滞在していたローカルのアパートの家賃が10,000ペソでした。

ローカルアパートは家賃は安いのですが、冷蔵庫やエアコンがなかったり、備品は自分で揃える必要があったりします。(もちろん備品が完備しているアパートもありました)

セブでの引っ越し歴 (4年)

1回目: 会社の寮 (無料)

2回目: ローカルアパート (月9,000ペソ)

3回目: コンドミニアム (月16,000ペソ)

4回目: ローカルアパート (月10,000ペソ)

                               当時住んでいた10,000ペソのアパート部屋

一番長く滞在したのは、セブ島の日本人にも人気のコンドミニアム。プール・ジム付き、マッサージやカフェも併設しているコンドミニアムで月額16,000ペソ (約33,600円)でした (今はセブ島はインフレのためもっと高くなってきています)。いわゆる勝ち組気分を味わえる住処です。このコンドミニアム生活に慣れると日本に帰りたくなくなってきます。

                  プール付コンドミニアム

施設もスタッフも最高の環境だったのですが、上階の住人が夜になると騒々しくなり、眠れないことも続いたので、あえなく引っ越しをしました。

水道・光熱費: 約1,000ペソ (約2,100円)

フィリピンの電気代は意外と高いです。日本とあまり変わらないです。

私の場合、エアコンはできるだけ使いたくないので、扇風機だけで過ごすと月に900ペソ~1,000ペソでした。

ただし、3月~5月などは猛暑が続くのでさすがエアコンなしではキツイです。エアコンを使用するとなると、一気に電気代が跳ね上がります。3,000~4,000ペソ使った月もありました。

水道費は安いです。ウォーターサーバーに入れる水もめちゃめちゃ安いです。約20リットルの水で50ペソ (約110円) です。毎回、フィリピン人のお兄さんが配達して部屋まで届けてくれるので、フィリピンに住むなら必ず必要になってきます。チップは渡しても渡さなくてもいいですが、私はいつも10~20ペソ程度渡していました。

通信費: 約2,400ペソ (約5,000円)

通信費は自宅にひいたインターネット回線 (PLDT) とケータイの通信費です。

フィリピンは他国の東南アジアに比べて通信費が高いし、スピードも遅めです。

これはもうしょうがないです。日本とかタイがうらやましくなる瞬間です。

食費: 約10,000ペソ (約21,000円)

食費について、私は1日3食とる派でした。以下は典型的な平日の食費です。

1日平均は、約230ペソ~250ペソ (だいたい500円)

・朝食: バナナ、ヤクルト、ミネラルウォーター 約30ペソ (60円)

・昼食: 外食(Jolibee、Manginasalなど主にローカル)約100ペソ (210円)

・間食: ナッツ(仕事中の集中力を高めるため)約10ペソ (20円)

・夕食: 自炊 約100ペソ (210円)

休日は日本食レストランや中華料理、お酒を飲みにいったりしました。

休日の1日平均は約600ペソ程度ですね。

写真は、SMにあるフィリピン料理レストランのNeoNeoです。はまぐりのスープが、べらぼうに好きです。

交通費: 約2,000ペソ (約4,200円)

家から勤務先までジプニー (フィリピンのローカル乗合バス) で通っていました。

セブの朝は渋滞ラッシュに巻き込まれることがよくあるので、遅刻しそうな時はハバルハバル (バイクタクシー) を週1回程度で利用していましたね。

週末はセブからマクタン島へリラックスしにビーチやプールに行っていました。 (毎週は行かないです)

行き方としては、安く済ませたい時は、SM (フィリピンの巨大スーパーマーケット) から出ている乗合のバンやバスを使っていました。面倒くさい時はGrabタクシーを使っていました。

セブでの移動手段はだいたい5つ

・ジプニー: 片道7ペソ (約15円)

・ハバルハバル: 片道30~40ペソ (約80円)

・乗合ヴァン: セブ→マクタン 片道25ペソ (約50円)

・Mybus (SMのバス): セブ→マクタン 片道25ペソ (約50円)

・タクシー: 初乗り40ペソ セブ→マクタン 片道約200ペソ (約410円)

私の場合、平日はジプニーとハバルハバル、休日はタクシーとバスを利用していたので、

だいたい月で約2,000ペソ (約4100円) くらいでした。

その他雑費: 約6,870ペソ (約14,400円)

ここからは、娯楽費がメインとなるため人によって大きく差が出てくると思います。

私の場合、健康維持とリラックスのためにジムやマッサージ、カフェに行っていました。

雑費の内訳
・ジム : 2,000ペソ (約4,200円)
・マッサージ: 1回350ペソ+チップ40ペソ (約800円)
        →月8回×390ペソ=3120ペソ (約6,500円)
・カフェ: 1ドリンク 約150ペソ (約300円)
      →月5回×150ペソ = 750ペソ (約1,500円)
・生活用品: 1,000ペソ程度

番外編: フィリピン株投資 10,000ペソ (約21,000円)

これは生活費ではないです。貯金みたいなつもりで10,000ペソを株式口座に入れていました。

そうです、フィリピンで就職することのメリットは現地の銀行口座を開設できること株式口座を開設できることです。 (もちろん、必要書類がそろえば日本在住の方でも株式口座は開設はできます)

フィリピン在住当時は株の売買をしており、給与が入ったら貯金というよりも投資をしておりました。

証券会社は現地のabcapitalという会社の口座を持っています。

今は、セブのロビンソンギャラリアに移転しておりますが、当時はアヤラにありました。

まとめ

セブでの1ヶ月の生活費は約32,000ペソ (約7万円弱) 程度です。

現地採用の日本人の最低給与が50,000ペソ (約105,000円) でジム、マッサージ、カフェなどに定期的に行って約30,000ペソ7万円なので、比較的安いのではないでしょうか。

フィリピンで生活される際の1つの目安にしていただければと思います。

もしもっと詳しく現地の情報を知りたい場合は、以前私がフィリピンに在住していた頃に現地の日本人にインタビューをしていますので、チェックしてみてください。

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