こんにちは。今月(2018年10月)、英検準1級を受験してきました山田塾長です。結果は、なんとか1発で1次試験合格できました!
今回は、これから英検の1次試験を受ける方向けに、私が試験3日前にやってよかった点、もっとこうすればよかった点を共有したいと思います。
実際、私は試験1ヵ月前から勉強を開始しました。勉強開始した頃の参考書や戦略についてはこちらをご参照ください。
やってよかった点
暗記にフォーカス
試験5日前に覚えられていない単語を紙に書きだしていきました。覚えられていない単語とは、これまでにやった単語帳や問題集の中からピックアップしたものです。
この暗記用の紙をひたすらチェックしていきました。単語数としては、約300程度です。
単語の覚え方は、見る→分ける→覚えるという戦略で以前の記事でもまとめました。
1次試験を受けて感じたのは、やはり最終的に必要なのは単語力だということです。知っていれば解けるし、知らなければ解けないということ。これまでに学習してきたものを暗記ノートにまとめて、とにかく覚えます。ちなみに私がメインで使っていた単語帳は英検準1級 でる順パス単です。ポイントはきれいにノートにまとめることでもなく、多くの問題を解くことでもなく、わからない、知らないことを自分のものにするという意識が必要です。
苦手対策を行った
英検対策を行っていて、特に点数が取れない分野がリスニングPart2でした。英検準1級のリスニングPart2の特徴は150語前後の英文の内容に対して、2問ずつ質問が読まれます。英検リスニングPart2はTOEICとは異なり、設問が先読みできないんですよね。さらに内容が自然、科学、ビジネス、社会問題など多岐にわたります。
そこで私が行ったのは、特に苦手だった自然・科学の分野について単語力の強化とシャドーウィングを行うことでした。
リスニングができないのは、単語を知らない、文構造がとれていない、音が聞けていないのいずれかだと思っています。できなかった問題について、何が原因でわからなかったのかを分析して、シャドーウィングを行うことで自信をつけていきました。結果として、苦手なリスニングも本番では8割程度の正答率を獲得することができました。私が使っていたテキストは英検分野別ターゲット 英検準1級リスニング問題です。
これまでの総復習
試験3日前となると、これまで解いてきた問題数で本当に足りるか不安になります。実際に私も対策を始めたのは1ヵ月前でしたし、参考書もたった3冊でした。ただし、3冊で十分でした。
3日前になったら新しいことはやらず、今までの総復習をオススメします。新しいことをやるとわからないことが増えて、もっと不安になる可能性が高くなるからです。これまでにやってきたことを信じて、繰り返すこと。間違えた問題を見直すこと。
もっとやっておけばよかった点
暗記ノートをもっと早い時期に作成する
暗記ノートを試験5日前から作り始めました。ノートを作ったり、書きだしたりするのは、作業として時間がかかるんですよね。また勘違いしがちなのは、時間をかけて書いたりするので勉強をしたつもりになってしまうこと。書いたりするのは暗記ではなく、あくまで作業です。当日まで体力を温存するためには、もう少し早く作っておけば、余裕をもって試験にのぞめたと思います。次回、受験予定の1級では対策は暗記ノートを10日前から作成していきたいと思います。
ライティングの参考書を1冊買ってやる
今回、結果としてライティングの点数がギリギリでした。過去問を解いてみてサンプル解答を見て、「これぐらいなら自分でも書けるぞ」と驕りがあったと思います。薄くてもいいので、一度は問題集を解いてみることが大事だと思いました。もし今私が購入してやるなら、最短合格! 英検準1級 英作文問題完全制覇をやりますね。
まとめ
学習者のレベルや学習進度により試験対策は変わってきます。ただし、英検に関して言うと大事なポイントは単語力を上げること、苦手対策を行うこと、問題集を繰り返しこなすことだと実感しています。この記事がこれから英検を受験される方に、少しでもお役に立てるのであればうれしいです。一緒に頑張っていきましょう!
最近、フィリピンのセブ島で生活していた時の本を出版しました。現地の日本人は海外でどんな生活を送っているのか、英語や海外就職などについてインタビューしています。これから英語を使って仕事をしたいと考えているかた、海外移住を検討されているかたに参考になれば幸いです。↓↓