台湾に滞在した記録です。貧乏旅行で、観光というよりも滞在という感じです。基本は滞在先で作業してたりするので、積極的に観光地にもいきません。仕事をしないときは地元の安くておいしいものを食べたり、散歩したりして時間をつぶしてます。参考になれば幸いです。
↑前回の滞在記。
今回はプリペイドSIMカードの購入、台北の街を歩いた感想、めちゃめちゃ楽しい夜市、日本人なら行った方が良い博物館の話など。
目次
SIMカードを購入
街に着いて、まずはSIMカードを購入しにいきました。携帯キャリアは台湾にも数多くありますが、私は台湾モバイル(台湾大哥大)で購入しました。調べたところ評判もよかったですし、近所にあったので。
店員さんは若い方で英語が喋れたので、やりとりも問題ありませんでした。”SIM Card?” というと、メニューを見せてくれました。私は1か月以上の滞在を予定しており、無制限データ通信+通話のプランを尋ねると、2か月のもので1600元とのことでした。もっと安いプランはあるかと聞くと、500元のプリペイドプランはデータ通信が2.2GB、通話も数百元分ついて2か月使用可能とのことでしたので、それに決定。実際台北にいると、ホテルはもちろん、駅、電車内、デパートなど大きな施設内ならWifiが繋がるところがほとんどなので、あまりデータがなくてもあまり不便ではありません。足りなくなったらチャージもできるので問題無し。4Gでサクサク動きます。
それから、当然ですが海外に行くときはSIMフリーのスマートフォンを準備しましょう。
台北は東京と似ている。安全で移動しやすい。日本企業も多い
散歩してたら日本にいる感覚に襲われました。昼間はあまり気づきませんでしたが、舗道のデザイン、ビルの高さ、空気感、日本とほとんど同じなので国外にいることを忘れます。羽田からわずか3時間半。一度いらしてみてはどうですか。海外が苦手な方も心地よく過ごせると思います。 #台湾 #台北 pic.twitter.com/XtVuR92BHh
— kuma_nabe (@thekumanabe) May 11, 2019
さて携帯の準備が整ったら街の散策開始です。私は2~3時間くらいふらふらと散歩するのが趣味なのですが、歩いていて台北の街は東京と本当によく似ていると感じました。非常によく整備されており、道は綺麗で、どこへもスムーズにアクセスできます。(東南アジアの国だと、舗道がガタガタで歩きづらかったり、道路を渡るだけでもすごく遠回りしなきゃいけなかったり、歩行者には優しくないことが多いのです。)香港に行ったときも似たような印象でしたが、台北はもっと日本と似ていますね。MRT(電車)のラインも多くとても便利です。
U-Bikeというレンタサイクルを利用している地元の人が多くいました。基本料金は30分10元。台北の中心街であれば、自転車でも余裕で一日で回れるんじゃないかと思います。詳しい利用方法などはこちらのサイト↓が詳しいです。
治安に関しても、日本とあまり違いがないという印象です。夜歩いても灯りが多く、大通りは車も多いです。
日本企業も非常に多いです。セブンイレブン、ユニクロは世界中どこにでもありますね。ファミマ、吉野家などもまだまだ序の口です。すき家、モスバーガー、ココイチなどは「おっ」と思いましたが、ニトリ、TSUTAYA、さらには学習塾スクールIEまであったのはさすがに驚いた。親しみを感じずにはいられません。将来住むことがあればお世話になろうと思います。
英語 / 日本語は通じるか?
空港、駅、ホテルなどの施設に関しては、基本的に英語でも大丈夫です。レストラン、スーパー、家電量販店などでも、若い人はコミュニケーションレベルの英語は喋れる印象です。(日本よりも英語ができる人は多いと思います。)高齢者になると英語は通じないことが多いです。北京語を覚えましょう。
「台湾は日本語が喋れる人が多い」という情報を事前に仕入れていましたが、実際のところはどうでしょうか。日本人旅行客が多いこともあり、日本語のメニューが書かれているお店は多くあります。日本人ブロガーの方が書かれている有名店などであれば日本語メニュー用意されている可能性は高いです。しかし、お店の店員さんが「ありがとう」「どうぞ」など簡単な日本語で話しかけてきてくれることはあっても、日本語が通じる感じはしませんでした。北京語を覚えましょう。
夜市が楽しいので絶対に行きましょう
台湾は各地に夜市があり、地元の人&旅行客でいつも賑わっています。美味しそうなものがたくさんあるので、私も近所にあった饒河街夜市(Raohe Night Market)に毎晩出かけていました。歩いているだけで楽しいです。夜市の出店で店番している方は旅行客の扱いにもなれているので、北京語がわからなくても問題ない感じです。
台湾には屋台、地元の定食屋、レストラン、ファーストフードなど、夜市だけじゃなく街の至る所に飯屋があり、どれも美味しそう、というか私が食べたものはどれも本当に美味しかった! さすが食を楽しみに世界中から人が集まる国です。金曜日の夜に来て、朝昼晩食べ歩いて日曜に帰る弾丸旅行でも最高に楽しく過ごせるんじゃないでしょうか。
国立台湾博物館、台北二二八記念館を訪ねると台湾の歴史がよくわかる
どちらも台北駅から歩いて行ける「二二八和平公園」の敷地内にあります。国立台湾博物館では、台湾の動植物のことや、アミ族、タイヤル族といった複数の台湾原住民のことについて知ることができます。すべて見て回るのにあまり時間はかかりませんので、行ってみると良いと思います。
台北二二八記念館では、終戦後に起こった事件を中心に、台湾がどんな歴史を歩んできたかを学ぶことができます。日本は大きく関係していますので、台湾に来た際は行かれることをおすすめします。日本語オーディオガイドの無料貸出もあるのでしっかり学べました。
二二八和平公園は広くてベンチも多いので、緑の中でくつろぐことができます。博物館で勉強した後は自然を感じながらチルアウトしました。
つづく。
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昭和59年生まれ。東京都出身。21歳の時にイギリスへ約半年間の語学留学。28歳の時にワーホリでカナダへ。1年半滞在した後、30歳でマレーシアの音楽学校に入学。卒業後はフィリピンで社内翻訳者として働き、現在はフリーランスで翻訳をしながら、音楽を作ったり旅行したりしてます。TOEICは950点◎。フレディ・マーキュリーが永遠のアイドル。2か月の台湾ノマド生活をまとめた『台湾滞在記: 生活費 月6万円で一周 』がKindleで販売中。