【台湾滞在記 ⑩】嘉義⇒新竹、客家文化を味わう、擂茶で健康スーパーブースト

台湾に滞在した記録です。貧乏旅行で、観光というよりも滞在という感じです。基本は滞在先で作業してたりするので、積極的に観光地にもいきません。仕事をしないときは地元の安くておいしいものを食べたり、散歩したりして時間をつぶしてます。参考になれば幸いです。

台湾に滞在した記録です。貧乏旅行で、観光というよりも滞在という感じです。基本は滞在先で作業してたりするので、積極...

↑前回の滞在記。

嘉義の次は台中に行く予定を変更して、新竹 (シンチュウ) に行ってみました。なんとなしに決めましたが、到着後に知人から「新竹は別に見どころないよ!」と言われました。はたしてどうなるでしょうか。

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嘉義新竹へは電車で

嘉義発の各駅停車をキャッチ。271元。新竹へまでは3時間50分 (!) の長旅ですが、外を眺めたりスマホを眺めたりしていると大して苦ではないのです。ちなみに急行だと2時間ちょっとで着きます。

新竹の街並み

         

大きな街ではないですが、駅前にある「そごう」に嘉義とは違った「都会」を感じました。新竹都城隍廟付近はお店も多くにぎやかで楽しいですね。

宿泊は毎度おなじみAirbnb

新竹行きは移動日前日に決めたため、宿探しに少し苦労しましたが、急な予約に対応してくれるホストがいたので助かりました。今回も非常に感じのよい方でした。初日しか顔を合わせませんでしたが、気を遣わずに滞在できたので気楽でしたね。

下記からエアビーに登録すると3700円分のクーポンがもらるので、安宿であれば二泊くらいは無料で泊まれます。是非。

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新竹で訪れた観光地

新竹市立ガラス工芸博物館

めちゃめちゃ小さな博物館なんですが、展示されているガラス工芸品の数々が素晴らしかった。お土産に欲しかったですが、壊れると悲しくなるので我慢しました。入場料50元。これだけのために新竹に来るのは微妙ですが、来たのなら寄る価値ありです。

新竹都城隍廟付近

店が立ち並ぶ商店街に併設されているお寺。アッカンベーをしている神様が印象的。この付近はとても活気があり、おいしいお店もたくさんありました。

寺のすぐ隣にある柳家の魯肉飯はおいしかった! ぐつぐつに煮込まれたタレと肉が最高に美味でした。また、新竹はビーフン (米粉) が美味しいとのことで、店頭にビーフンが山盛りに盛られたお店も多数。こちらもおいしかった。

ちなみに、ここで肉圓 (バーワン) というモチモチの皮の中に肉が入っている肉まんみたいな料理を食べたんですが、これって「千と千尋の神隠し」でお父さんが豚になる直前に食べていた料理であることに気が付きました。絶対これだよね? 九份といいこれといい、台湾色が強い映画ですね。

北埔老街

新竹エリアには、漢民族の一つで、独自の文化を持つ客家 (はっか) の人々が多く住んでおり、この北埔 (ベイプ) 老街にはその文化が今も根強く残っています。客家にルーツを持つ友人がいることもあり、興味を持ったので訪れてみました。

北埔老街へは六家 (リウジァ) 駅、またはHSR (台湾高速鉄道) 新竹駅から行くことができます (ふたつの駅は同じ場所に位置しています。) 5700獅子線 (Lion’s Head Mountain Shuttle Bus) で北埔老街まで。30分ほど。悠遊カードで片道60元でした。

北埔慈天宮が街の中心に位置しています。

レンガ造りの古い家が立ち並んでいます。ゆったりとした時間が流れています。

柿などが有名らしいですが、私はここでどうしても試してみたい客家飲料がありました。それが擂茶 (レイチャ) です。擂茶は様々な雑穀類をゴリゴリにすり鉢ですりつぶし、抹茶と一緒にお茶にして飲むものらしく、どうですか聞くだけで健康がブーストされませんか。

擂茶DIYと掲げられているお店を探しましょう。たくさんあります。私はこちらの天水茶房でいただきました。

擂茶は通常2人以上で楽しむものらしいです。2人で一杯300元と少し高価です。私は一人だったのですが、特別に150元でDIYさせてもらいました。多分相場だと思います。お菓子も食べ放題です。

長~いすりこぎを使って、まず緑茶をすり鉢でゴリゴリにすりつぶします。すでに楽しいですね。

そこにピーナッツ、黒&白ごま、かぼちゃの種、ひまわりの種を投入して、さらにゴリッゴリにすりつぶします。すり鉢が動くので、確かに一人では難しい作業ですね。お店の方がお手伝いしてくれました。

ペースト状になるまですりつぶしたらお湯と穀類粉を投入。この時点ですでに体の調子がよくなっていくのを感じました。本当です。

最後の最後までペーストをお湯に溶かしたらお椀に移し、お米あられを投入し完成です。香りをかいだだけで口内炎がひとつ消えました。本当です。

ほんのり甘く、優しい味が口の中に広がります。いつまでも飲んでいたい味です。間違いなくこの旅で味わった台湾料理のベスト3に入ります。途中でお湯を追加してもらい、残さずすべていただきました。北埔老街ののどかな雰囲気に包まれながら、素晴らしい時間を過ごさせていただきました。これだけのために北埔老街に来る価値アリ。

お茶の具材を写真に撮らせてもらいました。ピーナッツ、黒ごま、白ごま、ヒマワリの種、かぼちゃの種、砂糖入りの穀類粉に緑茶があれば擂茶を自宅でも楽しめます。家に帰ったらやろうと思います。

そして天気がよく気持ちよかったので、裏山にも登りました。道の途中でポケモンを捕まえに来ていた地元のお父さんに話しかけられ、景色のいい場所まで連れて行ってくれました。素晴らしい景色と、ポケモンGOの影響力に驚きです。

風情海岸

北埔老街から新竹に戻る際、まっすぐ滞在先へは戻らずに、香山駅に向かいました。

駅から近い風情海岸は、海に沿って舗道がずっと伸びています。私が着いたのは夕方6時前。風を感じながら海岸沿いを北へ歩きます。

地元の人はワンちゃんと散歩したり、ジョギングしたり、貝を取ったりしています。落ちる夕日が息を呑むほど美しかったです。

Google Mapでそれぞれの場所を紹介

思っていた以上に見どころのある新竹でした。客家文化を味わいたい方は是非。

台湾に滞在した記録です。貧乏旅行で、観光というよりも滞在という感じです。基本は滞在先で作業してたりするので、積極...

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