台湾に滞在した記録です。貧乏旅行で、観光というよりも滞在という感じです。基本は滞在先で作業してたりするので、積極的に観光地にもいきません。仕事をしないときは地元の安くておいしいものを食べたり、散歩したりして時間をつぶしてます。参考になれば幸いです。
↑前回の滞在記。
宜蘭県の頭城 (Toucheng) 滞在中に、二つ隣の礁溪 (Jiaoxi、ジャオシ) に行ってきました。ここはまるで草津か伊香保かってくらいの温泉街で、街中に温泉宿や足湯があります。台北からも日帰りで行ける距離ですので、日本式の温泉でゆっくりしたい方はおススメです。
目次
台湾の温泉へ行くときの注意
日本の温泉施設とは違い、台湾では基本的に水着、水泳帽の着用が義務付けられています。(多分市民プールなどと同じ扱いなんだと思います。)ですが、下記に紹介する私が訪れた施設は日本と同じスッポンポンスタイルでOKでした。(2019年5月時点での情報です。)また、色々調べると水着のみでOKの場合もあったりするようなので、施設によるのかもしれません。
台湾には温泉が数多くありますので、色々な温泉に入ってみたいという方は水着と水泳帽を忘れずに持っていきましょう。あともちろんタオルも。
台北から礁溪へのアクセス
台北からは電車で1時間~1時間半ほど、バスだと1時間前後で着きます。詳しくは台湾温泉ガイドさんに詳しく載ってます。ちなみに台北から宜蘭に行くときに乗った長距離バスが最高に快適でしたので、私は自信を持ってバスをおすすめします。
温泉街 礁溪を散策する
私が滞在していた頭城の駅からは電車でわずか10分ほど。礁溪の駅を降りると目の前にもう足湯があります。ここで早速一息ついても良いですが、どんどん奥に進むほどロケーションの良い足湯がたくさん見つかりますよ。
至るところに「温泉」の文字が。
湯圍溝溫泉公園に向かって歩きます。駅から徒歩10分程度です。
温泉公園の入り口の目の前に、奕順軒というパン屋さんがあります。人気のお店だそうです。
中をのぞくと大勢の人がトングとトレーを持ってパンを買い求めています。どれもとても美味しそうです。試食もできます。
湯圍溝溫泉公園の入口。賑わってていい感じです。
溫泉公園周辺には、足の角質を食べてくれる魚、いわゆるドクターフィッシュ(温泉魚)を体験できる場所もたくさんあります。大体60~80元くらいでした。
足湯があったのでトライしてみました。激熱。熱い。でも周りの人は平気な顔してます。私も無理して5分程足をつけてました。熱いですが、気持ちよいです。
ボードウォークを歩いて行くと地元のお父さん方がわいわいと入っている無料の温泉施設があったりもしました。私には少し敷居が高かったので、スルー。
お店に入って一休みすると、お母さんが日本語で話しかけてくれました。温泉はどこですか?と聞くと、道を教えてくれました。湯圍風呂に向かいます。
湯圍風呂は日本の銭湯と同じ作りでリラックスできる
湯圍風呂に到着です。外観は和風な作りですね。受付でチケットを購入。80元です。
係のおじさんにチケットを渡すとスタンプを押してくれます。「ここの施設の飲食店で半券を提示すると、料金が半額になるよ」とのことでした。
こちらの温泉施設は男女はもちろん別、水着の着用も必要ないので、日本の銭湯と同じ感じで気楽に入れます。ロッカーを使う場合20元が必要になるので、10元コインを2枚用意しておきましょう。ボディソープとシャンプーは施設についていました。
日本の銭湯と同じですよね。露天風呂ではないですが、天井部分が開いていて差し込む光が気持ちよいです。半露天のような感じですね。チャイニーズポップスを聴きながら台湾の田舎で湯に浸かってくつろぐのは最高です。
露天なら森林風呂
温泉を楽しんだ後は、もうちょっと街を散策してみました。
街を歩くと至る所に温泉宿の看板が。
街の北東の方には「礁溪 森林風呂」があります。本当に森の中にあります。
中には入りませんでしたが、どうやらもっと広い露天風呂のようですね。ここは水着&水泳帽が必要になると思います。興味のある方は是非。
街はずれには人気のお店が
森林風呂の反対側、街の南の方へズンズン歩いてみると、何やら列ができていました。
葱油餅(ツォンヨゥピン)というネギのお好み焼きみたいなやつと、花生捲冰淇淋(フアシェンジュエン・ビンチーリン)という、ピーナッツをまぶしたアイスクリームをクレープで巻いて、そこになんとパクチーを添えるデザートのお店が並んでいました。どちらも台湾では珍しくない食べ物ですが、こちらは有名店なのでしょうか。ミーハー心がうずいてアイスクリームの方に並びました。
ご家族でやられているお店でしょうか。皆さんで手際よく作っています。おいしそうです。パクチー抜きもできますが、私はもちろんパクチー入りを選択しました。40元。
ピーナッツがギャンギャンに入っています! パクチーの風味は意外に違和感なく、ミントみたいな感じでアクセントになっており、おいしいぞ!
Google Mapでそれぞれの場所を紹介
赤ピンは観光エリア、青ピンは飲食店です。台湾の温泉街を楽しんでみてはいかがでしょう。
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昭和59年生まれ。東京都出身。21歳の時にイギリスへ約半年間の語学留学。28歳の時にワーホリでカナダへ。1年半滞在した後、30歳でマレーシアの音楽学校に入学。卒業後はフィリピンで社内翻訳者として働き、現在はフリーランスで翻訳をしながら、音楽を作ったり旅行したりしてます。TOEICは950点◎。フレディ・マーキュリーが永遠のアイドル。2か月の台湾ノマド生活をまとめた『台湾滞在記: 生活費 月6万円で一周 』がKindleで販売中。