2020年中に全員でタイ語検定5級取得を目指すことにしたeigo塾。
タイ語の知識ゼロの状態で7月からタイ語の勉強を開始。4か月後の11月8日に試験を受けました。試験後の自己評価では正解率5割程度と自信がありませんでしたが…
なんと、見事一発合格できました!
そして塾長も無事合格! みたかーーー俺たちの実力を!
なんとか良い結果に持ち込めたということで、最後に4ケ月だらだらとやってきた勉強のまとめ、反省点等を振り返ります。
目次
勉強に使った教材
キクタン
まずは7月から『キクタン』で勉強を開始しました。キクタンには500以上の語彙や表現がオーディオ収録されているので、私のような教科書との長時間にらめっこが苦手なタイ語初心者にはぴったりでした。中でも例文のフレーズが200ほど収録されており、私はそれを集中的に聞いていたので、例文内で使われている単語や文法を効率的に覚えることができました。さらに本の最後の方には初級単語の一覧が出ているので、こちらで恐らく5級に必要なタイ語のある程度は学べるんじゃないでしょうか。
実用タイ語検定試験 問題集 5級 「並べ替え問題編」 222問
こちらはKindleで購入し、キクタンをある程度進めてからやりました。キクタンに載っていない文法や単語も多々掲載されています。文法と語彙を同時に学べるので一石二鳥です。
タイ語検定3級~5級 過去問題集
さらに、並び替えだけでなく試験全体の把握に過去問題集も。塾長とファミレス勉強中に貸してもらいましたが、傾向と対策が見えてくるので必ずやった方がいいです。今回の試験でも、過去問とまったく同じ質問もありました。
ビデオ版 実用タイ語検定試験 5級問題集 「リスニング問題編」
さらにはリスニング対策として『ビデオ版 実用タイ語検定試験 5級問題集 「リスニング問題編」』(リンク先でサンプルを観れます)。こちらは購入もできますが、レンタルもできます 。キクタンだけでは試験のリスニング対策としては不十分。リスニング対策はなかなかしづらいため、聞いておくと良いと思います。私は1と2をレンタルして繰り返し聞いただけでしたが、おかげで本番でもリスニングで慌てることはありませんでした。
勉強法、試験に受かるコツ
1日5分、毎日キクタンを聴く
毎日『キクタン』のオーディオを散歩中に聞いていました。1日5分、調子の良い時は30分。サボった日もありましたが、とにかくタイ語に慣れようと、毎日念仏のようにシャドーイングしていました。おかげで文法はかなり学ぶことができ、タイに言ってもタイ語で自己紹介、レストランの注文、タクシーを呼んで行先を告げるくらいはできるくらいにはなったと思います。
勉強仲間を作る
毎日塾のチャットにその日の成果を報告しました。たまにサボると、他の人はやっているのに…と罪悪感にかられ、否応なしにケツが叩かれます。
時に塾長とファミレスで問題の出し合いっこや、気づいたことの共有などをしました。共に勉強する仲間がいると様々な点で有利ですが、何よりもモチベーションの維持という点で大きいと思います。あとは共通の話題が一つ増えるので、それだけでも楽しいです。
神頼み
時に人生には自分の力ではどうしようもないことがあります。そんな時は神社に行って拝みましょう。神様はあなたの頑張りを見てくれているはずです。私も最終的にはこれが効いたと思っています。
後悔した点
主に『キクタン』を毎日聞きまくったわけですが、文法はそれなりに学べたものの、オーディオだけでは試験に必要な語彙の習得には足りません。『キクタン』の付録にある単語一覧、または『テストに出る順! タイ語検定単語集 過去試験7回分をカバー 級別対応』で語彙を増やす勉強をすべきでした。特に動詞、形容詞、色、類別詞などは必須です。
また『キクタン』とタイ語検定の公式本などではアルファベットの表記や説明が一部異なる部分もあり、少し混乱する部分かもしれません。
しかしオーディオでタイ語のリスニングに慣れてきたため、タイ語の難しい部分である「声調」を意識しながら学べたため、5級以降の勉強、さらには実際にタイの方と会話する場面において役に立つことは間違いありません。
というわけで、少しでもあなたのお役立てたなら幸いです。
昭和59年生まれ。東京都出身。21歳の時にイギリスへ約半年間の語学留学。28歳の時にワーホリでカナダへ。1年半滞在した後、30歳でマレーシアの音楽学校に入学。卒業後はフィリピンで社内翻訳者として働き、現在はフリーランスで翻訳をしながら、音楽を作ったり旅行したりしてます。TOEICは950点◎。フレディ・マーキュリーが永遠のアイドル。2か月の台湾ノマド生活をまとめた『台湾滞在記: 生活費 月6万円で一周 』がKindleで販売中。