コロナ禍の中、日本を出国してタイに入国しました。
前回はビザの申請方法と
COEの申請方法を報告しました。
今回はタイ到着後に隔離で滞在したホテルのレビュー、隔離生活の様子を記しておきます。
SEASONS SIAMの料金、サービス
4月末にタイに入国した際、THAIestで最安値で紹介されていた「SEASONS SIAM」に宿泊しました。11泊で21500バーツ (1泊約7000円)、空港からの送迎、1日3食、滞在中2回のPCR検査付きです。スワンナプーム空港からは20分ほどです。
部屋はビジネスホテルよりも広々としています。もちろんエアコン付き。設備は多少古くなってる部分もありますが、私は気になりませんでした。
歯ブラシ、綿棒、石けん、ボディーソープ、シャンプーなどはありますが、カミソリはないので持参する必要があります。
シャワーからはお湯が出ますが、熱くなりすぎるので加減が難しいです。
飲料水、スナック菓子、コーラ、インスタントコーヒーなども部屋にあり、頼めば追加で持ってきてくれます。それ以外で必要なものがあれば、有料でコンビニに買い出しにいってくれます。
窓からは隣の建物しか見えず、空もろくに見えません。
バルコニーはありますが、手入れされておらず立ち入り禁止。窓はロックされており、残念ながら開けられませんでした。
Wi-Fiが常に快適だったのは◎。隣人の話し声やテレビの音が割と聞こえるのは×。ASQホテルの中でも最安値なので、ハイクオリティは期待しないほうがいいでしょう。ですが、私のような貧乏旅行に慣れた人であれば十分すぎるレベルです。
タイ到着〜隔離生活の様子
隔離期間のルールは、0時〜18時までに入国すればその日が1日目となり、18時以降だと翌日から1日目とカウントされます(そのため1日余分に滞在する必要がある)。
私は4月25日の22時頃に入国。隔離期間は10日間で、チェックアウト日は5月6日でした。(11泊12日)(2021年の5月から隔離期間は再度14日に変更)
タイの入国ゲートを通過すると、ホテルが手配してくれたドライバーさんが待っていてくれます。ドライバーさんもタクシーも、しっかり感染対策されています。ホテルに着いたらフロントデスクで説明を受けて、早々に部屋へ案内されます。部屋はオートロックですが、ルームキーはもらえません。
夜11時頃のチェックインでしたが、その日の晩御飯も用意していてくれました
新品の消毒用アルコールボトルとマスクのセットももらえます。
滞在中のスケジュール
部屋の扉に滞在スケジュールが張られています。5日目に最初のPCR検査 。7日目に部屋の清掃が入り、9日目に2回目のPCR検査。6日目のリラックスというのは、1回目の検査が陰性の場合、40分程度ホテル内に用意された屋外エリアに滞在できるというものです。私は利用しませんでした。
LINEでスタッフとのやりとり
基本やりとりはLINE上で。必要なものがあれば何でも持ってきてくれます。
検温 1日2回
朝8時と昼2時の1日2回、体温を測ってLINEで報告します。
PCR検査 2回
PCR検査は滞在中2回。私のホテルでは、何時に実施するというスケジュールは共有してくれなかったので、こちらから聞く必要がありました。午前中に部屋に電話が掛かってきて、スタッフが部屋に迎えに来ます。一階の駐車場に設置された簡易検査場にて、鼻拭い&喉拭い検査。2回目の検査が終わった翌日になって、陰性であるとLINEで連絡してくれました。
チェックアウト時には陰性証明書がもらえます。
食事 1日3食
SEASONS SIAMでは、食事は朝・昼・晩、それぞれ3種類のメニューから選べます。月〜日曜まで毎日異なるメニューが用意されています。
リストに日付と希望のメニューを書き込んで、前日の17時までにLINEで伝えます。翌日何が食べたいかなんて決められないので、私は初日に滞在中の食事を全部記入して提出しました。
隔離が始まれば、食事が1日で一番の楽しみがでした。毎回ボリューミーで、美味しくいただきました。
掃除・洗濯
ホテル側の掃除は滞在中に1度しか入らないので、フロントからほうきやベッドシーツを持ってきてもらい、自分で掃除しました。ゴミは準備されているゴミ袋に詰めて扉の外に置いておけば、毎日ホテルスタッフの方が回収してくれます。
洗濯も基本セルフです。洗剤とハンガーを用意してくれています。ただ、洗濯物をかけられる場所があまりないうえ、乾きも悪いので、極力洗濯物を出さないようにするのがいいです。一応、有料のランドリーサービスもあります。
隔離後の感想
私は日本にいる時から基本自宅で過ごしてる人なので、10日くらい外に出れなくてもどうってことありませんでしたが、ギターとNintendo SwitchとAmazon Primeでダウンロードしておいた映画のおかげで、割と普通に楽しく過ごせました。朝はラジオ体操したり、気がついたら筋トレするようにしたりして、なるべく体も動かすようにしていました。毎朝8時に検温して結果をLINEする必要があったので、生活リズムはちゃんとしてましたね。人とも会わないし、外の空気を吸えないので、全然タイにいる気分はしませんでしたが。
今後、渡航予定の方の参考になれば幸いです。
昭和59年生まれ。東京都出身。21歳の時にイギリスへ約半年間の語学留学。28歳の時にワーホリでカナダへ。1年半滞在した後、30歳でマレーシアの音楽学校に入学。卒業後はフィリピンで社内翻訳者として働き、現在はフリーランスで翻訳をしながら、音楽を作ったり旅行したりしてます。TOEICは950点◎。フレディ・マーキュリーが永遠のアイドル。2か月の台湾ノマド生活をまとめた『台湾滞在記: 生活費 月6万円で一周 』がKindleで販売中。