- 早く海外で働きグローバルなキャリアを歩みたい。
- 今の働き方・仕事内容に疑問があり、自分のやりたい仕事をしたい。
- 自分の価値を高め、経済的にも時間的にも自由になりたい。
- 異文化に興味があって、挑戦する事が好き。
- 英語をビジネスで使いたい。
こんな気持ちをお持ちの方は是非この記事を読んで下さい。(タイを中心に、現地採用ベースで書いている点ご了承下さい。)
私はこういった気持ちを持っていたので、今こうしてタイでリクルーターとして働いています。日本に居た頃の私は手探り状態で前に進んでいたので、同じ気持ちをお持ちの方の参考・指針になればと思い、情報をシェアします。
目次
先ず、なぜ東南アジア就職がおススメか。
海外就職の第一ステップとして適している(VISAの難易度、英語力)
もしあなたが、高い英語力、職歴(専門性)、学歴、海外経験をお持ちであれば、世界中どこでも就職できる可能性がありますので、「どこで働くか」よりも「何をしたいか」が重要になります。
もしそういった経験をお持ちでない場合は、東南アジアがファーストチョイスになってくると思います。また、経済自体が成長しているので、各国それぞれ活気があり、仕事のやりがいがあります。
VISAについて
海外就職で一番ネックとなるのがVISAです。現在アメリカ、ヨーロッパ等で就労VISAを取得する事は非常にハードルが高いです。アジア全体もVISA取得の難易度が上がりつつありますが、東南アジアは比較的VISAが取りやすいです。特にタイは日本人の取得難易度が低いです。※アジアの中で最近中国やシンガポール等は取得難易度が高くなりつつあります。
英語力について
欧米諸国で働くためには、ネイティブと渡り合えるビジネスレベルの英語力が必須ですが、東南アジアのビジネスシーンであれば、相手も母国が英語でないため、レベルはそれほど高くないです(TOEIC 600点レベル以上)。
皆第二言語の為、相手にわかりやすく伝える事が重要となり、聞き取りやすく、比較的易しい語彙が特徴になります。東南アジアでは特にフィリピンが英語のレベルは高く、発音も聞き取りやすいと思います。続いてシンガポール(発音は独特)、マレーシアが続きます。
日本人のバリューが高い、キャリアのチャンスの幅が広い
東南アジア諸国は親日で日本に対するイメージが良く現地の環境に馴染みやすい。日経企業が多く進出している為、日本人のニーズが高く、昇進スピードも速い。
ちなみにタイは日経企業が6,000社、在留邦人が10万人以上いると言われており、慢性的な日本人の人で不足です。20代後半で役職に就いてマネジメントスキルを積むことも可能です。
日本から近く、生活環境に馴染みやすい
これは言わずもがなかと思います。因みにタイに住む私は、日本(千葉)に居た頃よりもはるかに良い生活レベルです。※通勤30分以内(私は職場まで5分です 笑)
4~6万円で駅近のプール・ジム付きのコンドミニアムに住むことが可能。物価が安く、日本食・レストランにも困らない等。
用意すべきスキル
●英語力TOEIC 600点レベル(スピーキングが得意なら550点レベル以上から)
※就職するにはスピーキング力、就労後はリーディング力が求められます。
異文化理解力
正直、日本以外の何処の国で働いても、異文化によって起こる問題は必ずあります。大事な点は、問題が起こった時、相手の立場になって考えられるか、相手の考え方を受け入れ、目的に一緒に向かって行けるかが非常に重要です。「日本だったら…」と考えてしまうと、なかなか上手くいかないと思います。日本人のマインド忘れず自己主張も大切ですが、最初は「郷に入っては郷に従え」の考え方を持っておくと良いと思います。
コミュニケーション力
相手の意図をくみ取る能力、自分の意図を伝える能力、両方必要になります。苦手な方は、D・カーネギー著の「人を動かす」を読んで実践されると良いと思います。
具体的に用意すべき物
●英文レジュメ
●英語・日本語の面接対策
「自己紹介(職務経歴)」「何故その国で働きたいか」「自分の強み・弱み」の最低3点は日本語、英語で答えられるよう準備しましょう。英語は丸暗記すると面接がだいぶ楽になります。
●最終学歴の卒業証明書(英文)
※大卒以上でないとVISAが取得できない国もあるので注意。
●現職(前職)の在籍証明書(英文)
※日本国内の会社ですと、英文フォーマットが無い会社もあるので、その場合は個人で作成し、会社側の権限者の署名、カンパニースタンプをもらうようにして下さい。
まとめ
- 海外就職のファーストステップは東南アジアが最適
- 最低限の英語力(目安はTOEIC 600点)を身に着けるべし
- 海外就職には異文化理解力、コミュニケーション能力も求められる
もし、具体的に東南アジアでのご転職を検討されているようでしたら、コメントを頂ければご返信致します!
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昭和62年生まれ。埼玉県出身。学生時代、英語は1番の苦手教科で英語から逃げ続けて社会に出る。大学卒業後、新卒で日系製薬会社に入社。営業(MR)を4年経験した後、自身の夢・友人の影響により遂に英語と向き合う。27歳の時に会社を辞め、フィリピンのセブ島へ1年間の語学留学。留学中に3か月間TOEIC猛勉強経験 450 → 670点◎。29歳の時にタイ就職。現在タイの日系人材紹介会社にてコンサルタント経験2年。100年時代を乗り切るため、語学学習からビジネス、ネットワーク活動に邁進中。TOEICをタイで再受験予定!英語歴はこちら