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英語講師のカリスマである関正生先生のシリーズを発見したので、その中から「世界一わかりやすい英会話の授業ライブ」を借りてみました。
関正生とは?
英語講師。TOEIC連続満点取得者。受講者数23万人以上のオンラインのスタディサプリの講師で、英語の核に迫る授業は数多くの英語難民を救ってきました。
私も以前お世話になった「世界一わかりやすい英文法の授業」の著者であり、他20冊以上もの英語本を執筆されています。そのほかにもオンライン英会話のhanasoの教材監修も行ったり、Tsutaya Business Collegeでは多くのDVDを出されています。
「世界一わかりやすい英会話の授業ライブ」のレビュー
時間は約100分。構成は主に2つにわかれます。
1つは、旅行英会話で使われるフレーズの解説です。
海外旅行に行く人が必ず経験する入国審査でのポイントやよくあるシチュエーション(飛行機、タクシー、ホテルの手続き、買い物)、困ったときの対応方法(トラブル、病院)など、これさえ押さえておけばまずは大丈夫だという場面をわかりやすく解説しています。
もう1つは、英会話に対する関先生の考え方について。
英会話がなぜ必要なのか、雑談の重要性、マインドネットや具体的なテクニックを自らの体験談を交えてお話されています。
結論から言いますと、個人的には見ておいてよかったです。
特に後半の雑談の重要性について、自己紹介のテーマは非常に勉強になりました。海外に行くと、よく自己紹介する場面があって、「名前と出身地を言ったら、あと何言ったらいいんだろ」みたいなことはよくありました。どうしたら自己紹介を効果的にできるようになるか、考え方やネタを披露されているので、初心者だけでなく、意外と英語を知っている方でも学ぶ点は多いかと思います。
旅行英会話については、私には知っている表現がほとんどでしたが、語源についての説明や発音の重要性などはナルホドと納得させられることが多かったです。
100分もあるので、途中で見飽きるかなと思っていましたが、最後まできっちり見てしまいました。
まとめ
この「世界一わかりやすい英会話の授業ライブ」は、英語初心者でこれから海外旅行をする予定のある人、英会話に関するカリスマ英語講師の知見を聞きたいという人向けの内容になっています。
もちろん、海外旅行で使用されるフレーズの話がありますが、全体としては、「英会話をする上で、シチュエーションや雑談の重要性やマインドセットの話といった本質的な内容」となっています。
特に私は雑談の重要性に共感しました。
関先生は、数年前と英会話に対する考え方が変わったとおっしゃっています。以前は、英会話そのものはあまり大切ではなく、しっかりと論理を追って英語を読んでいくことが大事であるとの考えを持っていました。ただ現在シンガポールに拠点を移され、海外に住んでみるとやはり英会話は大切であると。
この「世界一わかりやすい英会話の授業ライブ」を見ただけでは、英語はペラペラになったりはしません。ただし、少なくとも英語初心者の方で、これから海外旅行に行って英語を使いたい!ちょっと病気になったらどうしようなど不安を持っている方にはオススメです。
一通り、この「世界一わかりやすい英会話の授業ライブ」で出てくるフレーズを抑えてしまえば、海外旅行も10倍楽しくなるでしょう。
