新年明けましておめでとうございます。山田塾長です。
さて、みなさんは2020年の目標は設定しましたか? 私は、を参考に
これから2020年の英語学習の目標設定しようと考えている人に役に立ちそうなポイントをシェアしたいと思います。
本の中では、9つの習慣化が大事であると書かれています。
目標を達成する人の9つの共通点
1. 明確な目標がある
2. 「いついつになったらやる」と具体的な計画がある
3. 現状と目標のギャップから目標までに何をすべきに焦点を当てている
4. 成功は簡単に手に入らないと考え、努力できる
5. 完璧主義にならない。失敗を恐れない
6. やり抜く力を持っている
7. 意志力を習慣的に鍛えている
8. 誘惑をさける
9. 「やらないこと」ではなく、「やること」に焦点を当てる
9つのポイントはどれも重要そうなのですが、
1. 明確な目標がある (目標に具体性を与える)
2. 「いついつになったらやる」と具体的な計画がある (目標達成への行動計画をつくる)
3. 現状と目標のギャップから目標までに何をすべきに焦点を当てている (目標までの距離を意識)
詳しく見ていきます。
1. 目標には具体性を!
目標は、抽象的でなく具体的なものにすること。以下のような目標設定はしていませんか?
英語学習の目標設定で挫折するパターン
・今年は、日常英会話ができるようにする
・ビジネス英語を極める
・映画を字幕なしでわかるようにする
などです。
なぜなら、こうした目標設定は達成度をはかることが難しいからです。
ビジネス英語であれば人によりビジネスで使用する英語は異なります。メールだけの書き言葉で使用するのか、交渉やプレゼン、会議などで使用するのかなどにより対策や割く時間も大きく変わっていきます。
従って、目標設定をする場合は、達成度がわかるようにすることが必要です。
例えば、ビジネス英語の目標設定を例にあげると、
・25分のプレゼンテーションを台本なしでできるようにする。
攻略するために
・台本を英語のできる先輩に見てもらう。
・毎日、15分音読する。
・オンライン英会話で発音をチェックしてもらう。
・ビジネス英語の参考書から表現を学び、実際に使ってみる。
などが挙げられます。具体的に何をしていくかがわかるので、チェックもしやすく成果も把握しやすくなります。
2. 具体的な行動計画を!
いくら目標設定をしたとしても、実際に行動しないと意味がありません。そこで、目標達成のためにやるべき行動を着実に実行するためには、「いつ何をやるのか」をあらかじめ予定に組み込む必要があります。
例えば、
「平日の朝7時にオンライン英会話のレッスンを受講する」
「通勤電車の中では、自分のプレゼン用の英語台本を聞く」
このように具体的な行動レベルまで明確になっていくと目標達成がしやすいそうです。
3. 目標までの距離を知っているか?
目標を達成するために欠かせないことは、「どれだけ進歩したのかをチェック、モニタリングする」ということです。目標までの距離が把握できないと、今の自分とのギャップを意識することはできません。例えば、TOEICを800点以上取得するという目標に対し、現状の点数がわかっていないと「やる気が出ない」といった状況に陥ります。
そこで、目標に向かって行動をするときは、「できるだけフィードバックを得ること」が重要だそうです。そのためには、他人からフィードバックを受ける、自分で進捗状況をモニタリングする必要があります。
他人からフィードバックを受けるのは、語学学校やオンラインスクールの講師に依頼をするといいでしょう。自分で進捗状況をモニタリングする場合は、チェックシートを作成してできたかできなかったかを管理するといいと思います。
まずは小さいところから!
目標も立てた、行動計画も作った、モニタリングの仕組みを考えた。あとはやるだけ。ただし、「このやるだけ」が難しいのが人間です。
まずは、小さいところから確実にやっていきましょう。はじめの1週間は、1分だけでもいいと思います。習慣化させることが重要でその理由は、小さな習慣に書かれています。習慣化とやりぬく力を身につけ、最高の2020年にしていってください。
今回は、2020年の目標設定について書いていきました。もっと詳しく知りたい方は、やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学を読んでみてください。ページ数も少なくて1時間～2時間で読めます。
