【発音クエスト】第六章: Vowels (母音) 2 【 E と I の発音】

ではVowelを攻略していきましょう。VowelはConsonantほど数はありませんが、「あいうえお」しか使わない私たちにとっては音の違いが非常に分かりづらく、慣れるまでは聞き取るのも苦労するかもしれません。しかし、聞けば聞くほど違いが明確になっていくはずです。

Vowelをマスターすると発音の響きが変わるので、自分の話す英語が「より英語らしく」なるのが分かると思います。さらに自分の言葉が相手にずっと伝わりやすくなります。ここが一番の正念場。一緒に頑張りましょう。

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レベル 27: ɛ

ɛ ten /tɛn/

基本的には「え」と同じ発音です。辞書によっては e と表記されている場合もあります。(※ ɛ は厳密に言えばIPA[国際音声記号]に登録されている異なる発音で、それぞれ異なる発音を推奨しているページもあります。しかしネイティブでもその違いを意識していないこともあり、THE eigo塾としては現時点ではあまり気にする必要はないと考えています。)

これまでに覚えたConsonantの発音の復習も兼ねて、曖昧に発音せず注意しながら練習してみましょう。nŋ と異なり、歯を上前歯の裏と歯茎の間にあてながら、鼻から息を吐いて発音します。詳しくはこちら

pen /pen/
men /men/
cent /sent/
set /set/
vet /vet/ 獣医
get /ɡet/
jet /dʒet/
wet /wet/

じゅくせいは レベルが 27 にあがった!

レベル 28 ~ 29: iː / ɪ

see /siː/
ɪ sit /sɪt/

と ɪ は長音/短音だけの違いではなく、実はほんの少しだけ発声方法が異なっています。

まず は日本語の「い」とほぼ同じと考えてもらっていいでしょう。歯をみせてニッコリ笑うと頬の筋肉が持ち上がるのがわかりますか?その状態でハッキリ「い~」と発音しましょう。そうすると、あご裏、喉の上の部分を触ってみると、力が入っていると思います。「頬の筋肉を持ち上げる」「あごに力が入っている」というところがポイントです。

she /ʃiː/
sea /siː/ seeと同じ発音
eat /iːt/
be /biː/
please /pliːz/
need /niːd/
believe /bɪˈliːv/
key /kiː/

では次に、その の口の形を崩さないで、「頬を持ち上げている状態」を解除してください。口の形はそのまま、頬をリラックスさせた状態です。そのまま「あごに力を入れないで」ゆる~く発声するとハッキリ「い」とは言えないかと思います。ちょうど「い」と「え」の中間くらいになるはずです。それが ɪ の発音です。

「い」と発音しても恐らく相手には伝わるかと思いますが、eigoマスターになるには乗り越えるべき発音です。マスターして、友達に教えてあげましょう。

is /ɪz/
sick /sɪk/
swim /swɪm/
knit /nɪt/
give /ɡɪv/
busy /ˈbɪz.i/
tip /tɪp/

また、上記の例で分かるように、スペルが異なってもVowelの発音記号が同じことは多くありますので、まずは単語の発音記号を毎回確認するようにして、パターンを覚えていきましょう。

じゅくせいは レベルが 29 にあがった!

どうくつを だっしゅつした

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