【フィリピン留学】元マネージャーが教える英語が上達しやすいコマ数【オススメ】

こんにちは、山田塾長です。

これからフィリピン留学を検討されており1日のコマ数を何時間にしようか悩んでいる方向けに記事をまとめていきます。私は、以前フィリピンのパゴロド島に短期留学をした後にフィリピンのセブ島にて英会話学校のマネジャーをしていました。実際にフィリピン留学した経験と英会話学校のマネジャーとしてこれまで数百人以上の生徒さんに携わってきた経験からお話していきます。

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フィリピン留学には1日、何コマのコースがメインか?

フィリピン留学は講師と生徒が1対1で授業を進めるマンツーマンレッスンがメインです。マンツーマンレッスンは1日あたり4コマ~10コマのレッスンの幅があります。1コマは50分です。これまでに私は数百名以上の生徒さんに接してきましたが、1日に6コマ~8コマで受講されている方が多いです。学校によってはマンツーマンレッスンに追加してグループレッスンや強制の自習プログラムを提供している学校もあります。

〈マンツーマンレッスンを受ける人のコマ数と傾向〉

マ数 傾向
4コマ 英語だけでなく、旅行も楽しみたい人が多い
6コマ 人数が一番多い、バランスよく授業を受けたい
8コマ 英語に集中したい人
10コマ 英語漬けになりたい人や短期留学の人

おすすめする1日あたりのコマ数は?

私がおすすめする1日あたりのコマ数はズバリ6コマです。1つずつ説明していきます。

時間が短いと時間を持て余す、長いとだれる

もし私が次回留学するとしたら4コマの授業を取ります。ただし、これから初めてフィリピン留学をする方に4コマはオススメしません。なぜなら、1日4コマだと、時間が余ってしまい、残りの時間に何をしていいのかわからなくなるからです。留学に来てせっかく英語に触れる機会がたくさんあるのに、暇を持て余しているのはもったいないです。

一方で、8時間や10時間だとかなり疲れます。私は、初めてフィリピン留学をした時は、午前中(3コマ)でもうクタクタでした。さらに宿題も出され、復習もしなくてはならないので、よっぽど覚悟がない限り、集中力や気力が続きません。

インプットが多いと勉強したつもりになって終わる

1日に8コマや10コマも学習していると、英語に触れる回数は確実に多くなります。進める教材のページ数もどんどん増えていきます。授業中は、講師が励ましたり、いろいろな英語表現について教えてくれます。つまり授業を受けている時はラクなのです。

授業を受けた後の感想は以下のような感じになると思います。

 (授業後)

この単語知らなかった。勉強になった。 (翌日)

この単語も知らなかった、勉強になった。

(翌々日)

へーこんな表現するのか、勉強になった。

⇒これを留学期間ずーと続けることになります。本人は、授業に出ているので英語を勉強したつもりになっていますが、これでは結果がついてきません。

考えてみてください。1日に8時間や10時間の授業を受けて、実際に身についた表現や単語はどれくらいあるでしょうか?授業の中で、何回もでてきた表現や単語は覚えることができるかもしれません。ただし、ほとんどの人はインプットだけで終わってしまい、アウトプットまで手が回っていないのです。

復習(反省会)が絶対に必要

英語を自分のものにするためには、アウトプットが絶対に必要です。授業でも十分アウトプットしますが、それだけでは英語を身に着けることはできません。実際に私がフィリピン留学で使用していた教材を例に説明します。

写真は、留学時に使っていたスピーキング用の教材です。授業は以下の流れで進んでいきました。

〈スピーキング授業の流れ〉

①書かれている記事を読む(アウトプット)
⇒生徒自ら音読して発音を講師が発音をチェック
②単語や熟語の確認(インプット)
⇒記事のキーワードとなる単語や知らない単語を講師が説明
③記事についての質疑応答(アウトプット)
⇒記事に関連した質問を講師が生徒に投げかけ、生徒は応える

スピーキング授業では、必ず「この単語は英語で何といったらいいんだろう?」「英語でこの文章は何といったらいいんだろう?」という場面にぶち当たります。むしろこの場面にぶち当たることこそが、大事なポイントです。

授業では言えなかった表現を復習時に調べるのです。復習は以下のポイントで行います。

〈復習でやること〉

①知らない単語を覚える

②質問に答えられなかった表現や言い回しを覚える、調べる

③作った文章を音読していく

①~③を何度も繰り返す

私が上記のやり方で復習をした結果、1コマあたり少なくとも30分はかかりました。6コマの授業をとっていたので、6コマだと30分×6コマ分の復習=180分(3時間)です。1日あたり授業も含めて1日9時間勉強していたことになります。授業時間が8コマや10コマだとどうなるでしょうか?8コマだと4時間の復習、10コマだと5時間の復習時間が必要。これだと英語を身に着けるための復習時間を確保するのは、ごく一部の努力家のみです。あまり現実的とはいえないと思います。

まとめ

フィリピン留学でおすすめするコマ数についてシェアしていきました。英語学習の目的やご自身の性格によって変わる部分もあるかとは思います。ただし、短すぎず、長すぎずバランスよく英語を身に着けるためには、1日6コマをオススメします。あなたがコマ数を決める上で少しでも参考になればうれしいです。

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