こんにちは、英検1級取得に向けて勉強中の山田塾長です。
(タイ移住のために、タイ語検定5級勉強もeigo塾生と一緒にすすめております。)
さて、英検1級では語彙問題でどれだけ点数を確保できるかが合格のカギと言われていますが、みなさんはどんな単語帳を使っていますか?
わたしは英検準1級合格したときから信頼しているパス単を使っています。
なぜなら英検準1級に合格したときはパス単のみで合格することができたからです。
ただし、英検1級となると準1級よりもはるかに難しい (いや、絶対難しい)。
よくパス単だけでは語彙対策としてはダメで、キクタン英検(R)1級 や出る順で最短合格! 英検1級単熟語 EX、究極の英単語 SVL Vol.4 超上級の3000語など他の単語帳を使って増やすべきという意見もあるかと思います。
パス単信者のわたしとしては「本当にそうなのか??」気になりはじめ夜も眠れなくなってしまいました。
心と身体によくないので、調べてみました!
これまでの過去問3題 (2020年第1回、2019年第2回、2006年第1回) 全300単・熟語とそのうちパス単ではどれだけ出題されているのかチェックしてみましたのでご紹介します。
英検1級2020年第1回目の語彙問題からのパス単出題率
英検一級の2020年第一回過去問part1(語彙問題)を復習
このうちパス単からの出題は59/100でした。
59%がパス単から出題されていることになります
また25問のうち、パス単の単語を知っていれば確実に17問は正解となり、残り8問は二択まで絞れることがわかりました#英検一級#パス単 pic.twitter.com/SwUwYaCXH0— 東南アジアの山田塾長 英検・TOEICときどき旅のこと! (@thejukucho) August 30, 2020
まずは、最近の過去問から分析してみました。
英検1級の語彙問題の構成としては全25問です。選択肢の4つを含めると、全部で100の単・熟語が出題されます。
英検1級2020年第1回の語彙問題は、100の単熟語中、59の単熟語がパス単に載っているものでした。
つまりパス単からの出題率は59%の出題率ということです。
ちょっと心もとないと思った方もいらっしゃると思います。
私も思いました。
でもちょっと待ってください。
より分析をすすめてみると、全25問中、パス単を極めておけば17問は確実に点数がとれます。
残りの8問については、選択肢を2つまでは絞ることができます。
英検の語彙問題はしょせんマーク式問題です。
選択肢を2つまで絞ることができれば50%の正解率になるので、語彙問題については70%から80%はパス単でいけると思います。。
英検1級2019年第2回の語彙問題からのパス単出題率
それでは英検1級2019年第2回の語彙問題は、どうでしょうか?
100の単熟語中、62の単熟語がパス単に載っているものでした。62%です。
ただしこの場合も、全25問中、パス単で解けるのは20問です。またもう1問については選択肢を2つまで絞ることができました。
ちょっと例文で確認してみます。
以下は、2019年第2回語彙問題の (19) から
When Mei saw her husband biting his nails, she knew he must be under a lot of stress.
He has a ( ) to chew them when he has a lot on his mind
- propensity
- trajectory
- projectile
- truce
答えは1.propensity (傾向) です。パス単ではでる度Aとして掲載されています。
他の選択肢の、2.3.4についてはパス単には載っていませんが、正解はできます。
このようなパターンは多くみられました。
つまり80%はパス単で取得できることになります。
英検1級2006年第1回の語彙問題からのパス単出題率
もう少し昔の過去問も手にいれましたので、分析してみました。
2006年第1回の語彙問題にいたっては、100の単熟語中、81の単熟語がパス単に載っているものでした。出題率は81%です。
またこの場合では、全25問中23問はパス単でとれます。残りの2問は選択肢2つまで絞ることができます。
つまり、昔の過去問についてはパス単で90%得点できることになります。
まとめ
直近の過去問では、パス単を完璧に行っておけば、約70%は正解できる。
2019年第2回は80%得点でき、もっと昔の2006年第1回では90%得点できます。
パス単をマスターすることにより合格に必要な点数は十分とれることになります。
あとは、しっかり覚えることが肝心ですね。
わたしもコツコツと覚えていきたいと思います。
英検を受験される方、一緒に頑張って行きましょう!