台湾に滞在した記録です。貧乏旅行で、観光というよりも滞在という感じです。基本は滞在先で作業してたりするので、積極的に観光地にもいきません。仕事をしないときは地元の安くておいしいものを食べたり、散歩したりして時間をつぶしてます。参考になれば幸いです。
↑前回の滞在記。
頭城から台東へと南下しました。滞在中はあまり天気に恵まれずほぼ毎日雨でしたが、台東の美しい自然や、先住民族が作る珍しい食べ物も味わうことができて、印象的な滞在になりました。
目次
頭城から台東へ電車で移動
前回の滞在先である頭城から台東へ電車で移動しました。まず宜蘭に出て、宜蘭から特急電車に乗り変え。所要時間は約3時間でした。
が、実はここでミスってしまいました。悠遊カード (SUICAみたいなICカード) で頭城から入場し、宜蘭では改札を出ることなくそのまま電車に乗り換えました。で、私はこの時電車が特急であることがよくわかっていませんでした。車内でやってきた車掌さんにICカードで入場したことを見せると、その場で特急券代の清算をしてくれましたが、余分に手数料を50%を徴収されてしまいました。まあちゃんと調べてなかった自分が悪いのですが。
頭城→台東、電車で。悠々カードで改札通って特急電車の車内でチケット代を払ったら50%追加チャージが。合計848元。でも車掌さん親切に対応してくださった。次から電車で長距離移動するときは面倒くさがらずに窓口に行きます。#台湾物価 pic.twitter.com/oIeLLIbUko
— THE eigo塾@ 日本育ちが30歳直前から英語を勉強して人生を変えたその勉強法と海外生活の記録 (@THEeigojuku) May 21, 2019
「區間車」は各駅停車で追加料金なしなので、悠遊カードで乗車OK。それ以外の「自強」「莒光」などはExpressなので、乗車前に窓口でチケットを購入する必要アリ。勉強になりました。
台東着⇒台東駅から市街まではバスで
台東駅は大きくて綺麗な駅でした。ただ駅周辺には何もないので、ダウンタウンまで出る必要があります。改札を出て少し真っすぐ行って右手側にバス停があるのでそこから乗れます。市街までは15分程。
駅を出てすぐ左手にツーリストインフォメーションがあるので、そちらでもバスの時間など教えてくれます。
私は強者ですので、もちろん大荷物持ってダウンタウンまで1時間歩きましたよ。田舎の道を堪能しました。
台東の街並み、印象
台北など他の都市に比べると非常にこぢんまりとしている田舎の街という印象。上記のとおり台東駅から市街までは通常バスで行く必要があるのでアクセスはあまりよくありません。海はありますが、泳げる雰囲気ではありませんでした。しかし岸沿いにある森林公園はとても美しくて、散歩にはもってこいです。夏場には湖で泳げたりもするそうです。また、バスで移動すれば優雅な自然も体験できるので、都会を避けてゆっくりしたい方にはおすすめです。
宿泊はAirbnbを利用。スーパーホストを探しましょう
頭城に続き台東でもAirbnbを利用しました。
Airbnb を利用する際は、評価の高いホスト (スーパーホスト) を選ぶとほぼ間違いありません。台東の滞在先のホストさんもとても親切で、朝一緒に近所のローカル店でチマキを食べたりしました。
下記からエアビーに登録すると3700円分のクーポンがもらるので、安宿であれば二泊くらいは無料で泊まれます。是非。
台東で訪れた観光地
三仙台
台東からバスで北に1時間程行くと、アーチ状の橋がきれいな三仙台 (Sanxiantai) があります。
橋から島に渡れます。この島が大きすぎず、小さすぎず、散歩には最高でした。1~2時間程度で回れます。静かで、不思議な形の岩々が美しいです。
途中から岩場をズンズンと進み、灯台のある頂上まで。
急な階段がなかなか足にきます。
すばらしい景色!
無事灯台に到着! ここで中国人のおじさんと仲良くなり、お互いに写真を撮り合ってから、一緒に下山することにしました。
途中で真っ暗な洞窟に入ってみました。真っ暗で何も見えず恐ろしかったですが、おじさんと二人肩を寄せ合い、携帯のライトで照らして中を進みました。出口に着いても何もなかったので、そそくさと引き返しました。
本格的な装備は必要なし (おじさんは便所サンダルでした)。台東に来たなら三仙台に行かないともったいないと思います。
三仙台へのアクセス
行く際は台東ダウンタウンにあるバスターミナル・臺東轉運站からバスが出ています (下記のマップに記しています)。バスは台東駅も経由するので、そこからでも乗車可能。約1時間ほど。悠遊カードを使って片道180元弱だったんですが、1 Day パスが299元で売ってるそうです。知らなんだ。断然お得ですね。セブンイレブンやファミマで購入できるそうです。
バスの本数が少ないので、要注意です。スケジュールは下記サイトから「台灣好行 東部海岸線」を確認。始発から終点です。
散策し過ぎて帰りのバスに乗り遅れないように注意! 降りたところから乗れます。
台東森林公園
台東森林公園は海沿いに位置しており、台東の市街からもすぐ行ける距離にあります。入場料は30元。大きな湖もあって、とにかく自然にあふれていて気持ちがいい。思わずたくさん写真を撮りたくなっちゃいます。
ここは非常に広いので、自転車を借りていくことをおすすめします。私は歩いて回ったのですが、途中でTime is up。あまりにも広すぎてすべてを回れませんでした。地元の人はみんな自転車でサイクリングしてます。呑気に歩いていたのは私くらいなものでした。
自転車は宿泊施設で借りられる可能性が高いですが、もし借りられない場合はレンタサイクル屋もあります。(下記の地図に記しておきます)
台東で訪れたレストラン
七里坡红藜养生料理
Airbnbホストの方にも真っ先におススメされたのがこちらのお店でした。台東は赤キヌアの産地だそうで、ここでは赤キヌアを使った料理が食べられます。ヘルシーで体に良いうえに値段もリーズナブル! 赤キヌアも購入できます。健康志向の方は是非。赤字の看板が目印です。
東池池上便當
台湾のコシヒカリを呼ばれている池上米は、台東地区で生産されています。この池上米を使っているお弁当屋さんが東池池上便當。実はチェーン店なので国内の大きい都市ならありますが、台東地域には4店舗ほどあるようです。安くてボリュームたっぷり。野菜も入っていて、味もおいしい! 私はとても気に入りました。
某球団の旧マスコットに激似のキャラクターが目印。
阿粨王
阿粨 (アバイ) は台湾先住民族の一つであるルカイ族の伝統料理です。葉にくるまれたスパムおにぎり風 (葉っぱも食べられます)、さらに竹に詰められたチマキ風、どちらも他ではなかなか食べられません。おいしかった! 食後にお店で雨宿りしていたらルカイ族のお母さんが肩を揉んでくれました。サービス⇒5点満点。
家樂福
スーパーは夜市通り近くのこちらにあります。 台湾では意外とスーパーがすぐ見つからなかったりします。
Google Mapでそれぞれの場所を紹介
赤ピンは観光エリアや駅、青ピンは飲食店です。都会も良いですが、台東に来て自然を堪能するのもまた一興。
https://theeigojuku.com/life/taiwan/travel-in-taiwan07/
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昭和59年生まれ。東京都出身。21歳の時にイギリスへ約半年間の語学留学。28歳の時にワーホリでカナダへ。1年半滞在した後、30歳でマレーシアの音楽学校に入学。卒業後はフィリピンで社内翻訳者として働き、現在はフリーランスで翻訳をしながら、音楽を作ったり旅行したりしてます。TOEICは950点◎。フレディ・マーキュリーが永遠のアイドル。2か月の台湾ノマド生活をまとめた『台湾滞在記: 生活費 月6万円で一周 』がKindleで販売中。