【TOEIC】600点を取るために意外と知られていない注意点3選

みなさん、ご無沙汰しております。山田塾長です。現在、タイのチェンマイに滞在しております。物価も安く、涼しくて本当に過ごしやすいです。英語もバンコクよりも通じます。さてブログの更新が止まっておりまして、すいません。

  今回は、英語初心者の方でTOEICをこれから受けてみようと思っている方、TOEIC600点を目指す方向けに記事を書いていきます。

 これまで私は、英語学校のマネジャーとして数百名の英語カウンセリングをしてきました。またTOEICのコーチングを通してTOEIC450点の方を3ヵ月で670点まで点数を上げた実績もあります。

TOEIC600点を目指す前にこの3つを知っておくだけで、効率よくTOEICの点数を上げるのに役立つものと信じています。それでは見ていきましょう。 

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 期待値が高すぎる

私が英語学校のマネジャーとして働いてきた時に、生徒さんから受けた質問の1つで、どうしたら1ヵ月(留学期間)でTOEICを800点とれるようになりますか?何時間でもやりますので、教えて下さい!」があります。今の点数を聞くと、「400点です」と初級者の方でした。800点を取得するために必要な文法、語彙範囲をお伝えし、実際に問題を解いていただきました。その方は、はじめの3日間はしっかりと課題をこなし、勉強時間も10時間以上やっていました。ただし、4日目から様子が変わってきます。「きつくなってきました」と課題をこなすのが半分になりました。翌日は3分の1。この方は、結局目標を600点を目指すことで課題を修正しました。つまり、短期間で点数を上げるには気力が必要なんです。逆に言えば、気力があれば短期間で成果を上げることはできます。留学をすることで英語ができる、TOEICの点数があがると期待(もしくは当然だと)している方が多いです。ただ、そんな短期間で400点も点数は上がりません。(もちろんできる人もいますが、そんな人はわずかです)。これまで何百名の生徒さんをカウンセリングしてきて実感するのは、実は理想が高い人ほど、英語学習に挫折して途中でやめてしまうもしくはペースを急に落としてしまう人が多いです。こうしたことにならないように、まずは自分の今の立ち位置を把握して、何の学習が必要で、どんな方法で学習をしていくのかをしっかりと組み立てていく必要があります。 

挫折しやすい

英語を勉強しはじめて間もない方は学ぶことが多く、忙しいです。TOEICを勉強する以前の教材選びや効果的なTOEIC勉強法を調べることから、実際に学び始めの語彙やフレーズを覚える、文法を知る、英文の構造を把握できるようにする、英語の音に慣れるなどなど。本当にたくさんやることがありますが、参考書を買った当日はやる気にみなぎっています。「今日から私(俺)もTOEICを勉強して昇進するぞ!ライバルに差をつけるぞ!外資系に転職するぞ!モテるようになるぞ!」というモチベーションをエナジーにしながら、参考書に向かいます。3日間は続きますが、なぜか続きません。そうです、かつての私がそうでした。つまり、勉強をしたての頃はわからないことが多いので、つまずきやすいのです。

英語の勉強をはじめるのは、簡単です。ただし、途中でやめることも簡単なのです。 

あれもこれもと手を出しやすい

本屋に行けば、TOEIC本はたくさん溢れています。ネットで「TOEIC 勉強法」とすれば、いろいろな勉強法やおすすめの参考書がヒットします。これにつられて、私も何十冊の英語本を購入したことでしょうか。TOEICの点数を上げるのに、何十冊もの教材は必要ありません。私は3冊で十分だと思います。ただし、3冊をきっちりやること。人の理解力にもよりますが、最低3周以上はやることを想定したほうがよいでしょう。現在の私が、何かを学ぶ際に参考書を購入する場合は、購入する前に自らに問いかけます。「この参考書を5周するのか?しないのか?」5周するつもりがある場合に購入します。「やっぱりこれは5周もしないな」と思ったら購入しません。1周や2周したところで身につかない、つまり時間の無駄だということが経験値で習得しているからです。

最近、かくいう私は英検準1級を受験してみましたが、こちらも参考書を3冊購入し、その3冊を何度も繰り返すことで、一発合格することができました。たくさんの参考書をやるのではなく、自分に必要な数冊を徹底的にやることが重要です。

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まとめ

TOEICを勉強する前に気をつけたい3つのポイントを紹介していきました。期待値をあげすぎないこと、挫折しやすいのでしっかりと学習計画を立てること、参考書はやみくもに購入せず、数冊を何周もすることを心がけるだけで、学習の成果がずいぶんと変わってきます。英語を学習し続ける方をこれからも応援していきたいと思います。

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