【カナダ・ワーホリ体験記①】英語力はどれくらい伸びるのか? 1年半滞在した結果

28歳の時にワーキングホリデーでカナダのトロントに行き、1年半滞在しました。その時の体験を書き記したいと思います。今回は渡航前後の英語力の変化、ワーホリの良い点・難しい点など。渡航の参考になれば幸いです。

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ワーホリ前後の英語力の変化

カナダ渡航前の英語力

初めて本格的に英語を学んだのは21歳。約7か月イギリスに語学留学し、拙い英語で自分の言いたいことはなんとか伝えられるレベルに。しかし帰国後に受けたTOEICはたったの425点。リスニングもリーディングもさっぱりわからず。それから約6年間都内のホテルで働き、海外からのゲストの案内などしていましたが、今考えると毎回綱渡りのように会話していたように思います。日本にいる間はまったく勉強していませんでしたので、おそらくからイギリス帰国直後よりも酷かったと思います。そして28歳の時にワーホリでカナダに発ちました。

カナダ渡航後の英語力

滞在中、語学学校にはほとんど通わず主に独学で英語を学びました。職場はレストランで日本人はおらず、接客などを任されていました。9時~5時で働き、仕事が終わるとカフェで黙々と勉強。機会があれば様々な国の友人と遊び、文字通り英語漬けの日々でした。その甲斐もあってかなり英語力がつき、特にリスニング、スピーキング、発音は格段にレベルが上がりました。

最初はお客さんの言っていることがわからなかったり、自分の英語が通じなかったりしたことも多くありましたが、帰国の直前にはお客さんと笑い話ができるほどになり、常連さんには「うまくなったよね!全然普通に喋れてるよね!」とよく褒めてもらえるように。文法や語彙といった具体的な英語力の向上はもちろんですが、日常的に英語を話すことに慣れたということ、自分の英語に自信が持てるようになってきたというのが一番大きかったです。

一方、帰国直前にTOEFL iBTテスト(大学レベルの英語を使用および理解する能力測定)を受けましたが、スコアはライティング、リーディング、スピーキング、リスニング、すべて中~良で、あまり良い結果ではありませんでした。事前の対策などしていなかったのもありますが、アカデミックな内容が難しく、ついていけなかったというのが正直なところです。

で、結局ペラペラになれたのか?

正直言って「ペラペラになれた」とは言えません。自己評価では「ペr」くらいです。確かにレベルは上がりましたが、自分でも満足のいく英語力ではなく「こんなもんじゃないぞ、もっと喋れるようになれるはずだ」と感じていました。そして英語力をさらに磨くためにその後すぐマレーシアの専門学校に入学しました(マレーシアは英語で授業が行われます)。そのことについてはまた別の機会に書こうと思います。

ワーホリの良い点、難しい点

ワーホリの良い点

  • フルタイムで働けるため、ローカルの人が話す「生きた英語」に接することのできる機会が圧倒的に多い。
  • 働いて稼ぎながら語学学校に通うことも可能。効率よく英語を学ぶことができる。

ワーホリの難しい点

  • 当たり前ですが自分で行動しなければ何も始まらないので、行動力が必要になる。仕事、住む場所、友人作り等々。英語が下手だろうと関係ありません。恥をかく覚悟で挑む必要あり。
  • したがって英語を勉強するもしないも自分次第のため、英語力がまったく伸びない可能性も十分あり。日本食レストランで働き、日本人の友達とつるみ、毎日日本語しか話さないという方も非常に多く目にしました。
  • 国によって年齢制限がある。25歳まで、30歳まで、など国によって異なるので要確認。→外務省:ワーキング・ホリデー制度

得られるものは英語だけじゃない

海外に住んだだけでは英語を喋れるようにはなりませんし、語学学校に行けば喋れるようになるわけでもありません。向上心を持って積極的に行動し、いつでも学ぼうとする気持ちを持つことが大切です。しかし海外に住むことで、初めての体験ができたり、世界中に友人ができたり、違った視点で日本/自分を見れるようになったり、言語のみならず多くのものを得られます。これから行かれる方は、言語の壁に臆することなく色々なことにチャレンジしてほしいと思います。

以上。英語という観点からワーホリを振り返ってみました。本場の英語に接するのならカナダはとても良い選択肢です。

「英語が全く話せないけど、ワーキングホリデーでカナダやオーストラリアの語学学校に行けばなんとかなるさ!とにかく行...

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