Want a “freedom dividend”?
US Democratic candidate Andrew Yang is promising 10 random American families $1,000 a month for a year
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— BBC News (World) (@BBCWorld) September 13, 2019
この動画の最後、アメリカの政治家ピート・ブーテジェッジ氏が
“It’s original, I’ll give you that.”
と笑みを浮かべながら話しています。どういう意味でしょうか? もしかするとあまり馴染みのないフレーズかもしれませんね。
I’ll give you that の意味
“I give you that” と現在形で使われる場合もあります。意味はどちらも同じです。
I/I’ll give you that
(spoken) used when you are admitting that something is true
真実であることを認める時に使う、とありますね。 言ってしまえば “I admit that (it).” と同じです。「それは認めるよ」という意味ですね。話し言葉ですので、フォーマルなメールのやりとりなどでは使わないようにしましょう。
Example
彼の声は好きじゃないけど、彼はいい歌手だ、それは認めるよ。
美しい場所、それは認めましょう、だけどそれでもここに住みたいとは思わない。
文脈によってObjectが変化することもあります。
彼らは役立たずなんかじゃなかった、それは認める。
I will give you that much.
I will give you that one.
と言う場合もありますが、基本的には同じ意味です。
今日は確かにセーターじゃ暑いわ。それに関しては認めよう。
君はいつも失敗ばかりだけど、あの決断に関しては正しかった。その点に関しては認めるよ。
簡単ですね。
“It’s original, I’ll give you that.” の意味
冒頭に紹介した動画は、2020年の米大統領選に向けた、野党である民主党のテレビ討論会の模様です。候補の1人、IT実業家のアンドリュー・ヤン氏が「これを見ているご家族10組に、1年間毎月1000ドルを提供しましょう」とユニークな提案をし、それに対して同じく候補の1人であるピート・ブーテジェッジ氏が
「独創的(なアイデア)ですね、それは認めましょう」
と返答したのでした。
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昭和59年生まれ。東京都出身。21歳の時にイギリスへ約半年間の語学留学。28歳の時にワーホリでカナダへ。1年半滞在した後、30歳でマレーシアの音楽学校に入学。卒業後はフィリピンで社内翻訳者として働き、現在はフリーランスで翻訳をしながら、音楽を作ったり旅行したりしてます。TOEICは950点◎。フレディ・マーキュリーが永遠のアイドル。2か月の台湾ノマド生活をまとめた『台湾滞在記: 生活費 月6万円で一周 』がKindleで販売中。