【洋楽ひとこと】ボヘミアン・ラプソディで覚える英語フレーズ【Queen】

イロレレーーーーーロ!!!

私が洋楽で初めて夢中になったバンドがQueenでした。親が持っていたQueen Greatest Hitsを中学生の時に初めて聴いた瞬間から、フレディ・マーキュリーは私の永遠のヒーローになりました。もちろん、映画「ボヘミアン・ラプソディ」は公開初日に観に行きましたよ。出だしから最後まで興奮しっぱなし。4回泣きました。

楽しく英語を学ぶことが私のMotto。音楽を聴いて楽しみながら、日常生活で使える英語のフレーズを覚えましょう。今回は映画「ボヘミアン・ラプソディ」のサントラに収録されているQueenの有名曲から4曲をチョイス。

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Bohemian Rhapsody (1975)

Mama, (I) didn’t mean to make you cry
if I’m not back again this time tomorrow
Carry on, as if nothing really matters

ママ、あなたを泣かせようとしたわけじゃないんだ
明日の今頃 僕が戻らなくても
何事もなかったように生きて

全歌詞

解説

映画のタイトルにもなったQueenを代表する一曲。20世紀に世界で最も再生された曲だそうです。映画のシーンでもありましたが、こんなに長くて変な曲(!)がまさかここまで売れるとは当初は誰も思わなかったでしょう。

フレディ作のこの曲、歌詞だけ読んでも意味がよくわからない歌です。自らのセクシャリティで悩んでいたフレディが、“I am me.”と自分自身を受け入れ、自分らしく生きていくことを決意した歌だといわれています。イントロが終わった直後に「ママ、たったいま僕は人を殺した」と歌われますが、これは「偽り(過去)の自分を捨て去った」という意味であるかと思われます。

“Mean + to do”で「~しようとする」という意味になります。Meanは使いやすい単語なので、ガンガン使いましょう。以下はmeanを使ったよくあるフレーズ。

Example

I didn’t mean to hurt you.
あなたを傷つけるつもりはなかったんだ。
Sorry, I didn’t mean it.
ごめん、そんなつもりはなかったんだ
What do you mean?
どういう意味?(相手の言ったことに対して)
I know what you mean.
君の言わんとしてることはわかるよ。

Keep Yourself Alive (1973)

Keep yourself alive
It’ll take you all your time and money
Honey you will survive

ありのままでいるんだ
時間も金もすべてなくなるけど
生き延びるさ

全歌詞

解説

ギタリストのブライアン・メイ作、Queenのデビュー曲です。日本のタイトルは「炎のロックンロール」と歌の内容とまったく関係のない名前でした。

サビで同フレーズが連呼されますが、歌詞を読んでみると「毎日少しずつ賢くなれ、と言われる。でもいくら頑張ったところで、結局いつも通りの僕なのさ。(意訳)」とあります。「努力したところで何も変わりやしないけど、とにかく自分らしく生き続けろ!」と前向きなのか後ろ向きなのかよくわからないですが、もともとはブライアンが10代の頃に「皮肉を込めて」作った歌だそうです。

“Keep yourself alive!” とは日常生活で言う機会はほとんどないかもしれませんが、”Keep yourself + adj” で「~(形容詞)でいて」という意味で応用できますね。

Example

Keep yourself neat.
身だしなみには気を付けて。
It’s getting cold. Keep yourself warm.
寒くなってきた。暖かくしてね。
I can’t keep myself awake during class.
授業中起きてられない。(寝てしまう)

“Keep neat” “Keep warm”とyourselfを省略してもOKです。また、Keep の代わりにStayを使ってもOK。

I Want to Break Free (1984)

I’ve fallen in love for the first time
And this time I know it’s for real

初めて恋に落ちたのさ
知ってるよ、今回は本気さ

全歌詞

解説

ベーシストのジョン・ディーコン作、後期Queen代表曲の一つです。最初はシンセサイザーを使わないことを売りの一つにしていた彼らですが、この頃になるとシンセを使った音作りもかなり板についてきてます。初期のロックサウンドと比べると別のバンドみたいですね。ジョン・ディーコンは他の三人と比べると影に隠れている印象ですが、負けず劣らず素晴らしいミュージシャンです。彼の作った曲の多くは私のFavoriteでもあります。

For real で「本当で、本気で、実際に、マジで」といった意味になります。口語で、驚いたときに”For real?”とよく使われますね。

Example

For real? (Is it for real?)
マジで?
I don’t know if that’s for real.
それが本当かわからない。
Let’s do it for real.
実際にやってみよう。

ちなみにディスコの女王の異名を持つDonna Summerさんも “This time it’s for real” という曲を発表されてます。よく好んで使われるフレーズなようですね。

Radio Ga Ga (1984)

All we hear is radio ga ga
radio goo goo
radio ga ga

聞こえてくるのはラジオのことばかり

全歌詞

解説

ドラマーのロジャー・テイラー作。Queenはメンバー全員が曲作りをし(このスタイルはThe Beatlesの影響だそうです)、それぞれの作品でNo. 1ヒットを出しています。ミュージシャン・Lady Ga Gaの芸名は、この曲から取られたものです。

もともとは当時3歳だったロジャーの息子が、ラジオが嫌いなことを”Radio Ca Ca!”と表現したそうです。そのフレーズが基となり、テレビが普及し多くの人がラジオの存在を忘れ初めた時代に「その昔、ラジオがすべてを教えてくれたんだ」と、逆にラジオへの愛を綴った歌になったとのこと。”Ga Ga” はラジオノイズではなく、ラジオに夢中であることを表現しているそうです⇒参照

“All+S+V ” で「SがVするすべて」という意味です。”All I know”私が知っているすべて、 All she says 彼女が言っていることすべて。

Example

That’s all I know.
私が知っているのはそれだけです。
I can’t believe all she said.
彼女が言ったことすべてが信じられない。
All you have to do is read a lot.
あなたがやらなきゃいけないことは、とにかくたくさん読むこと。

ちなみに60年代に活躍した兄弟デュオ、The Everly Brothersは “All I have to do is dream” という曲を歌ってます。こちらも素晴らしき名曲。

そして歌いながら映画観ると最高に楽しい

以上、今回はQueenメンバーがそれぞれ作った曲を一つずつピックアップしてみました。これが英語を学ぶきっかけ、Queenを聴くきっかけになれば嬉しいです。

もしBohemian Rhapsodyを未見でしたら、ぜひご観賞ください。Queenのことをあまり知らなくても楽しめます。そして歌詞の意味を知って一緒に歌いながら見るとより一層楽しい!

皆さんご一緒に!イロレレーーーーーーロ!!!

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