【TOEIC】Part 2 の完全攻略法とオススメの教材3選


TOEICは915点の山田塾長です。まだまだTOEICマスターとは言えないのですが、これまで900点以上を取るためにやってきた勉強方法をシェアしていきます。今回は、TOEIC Part 2を苦手としている方、リスニング力を高めたい方向けに、TOEIC Part 2の問題構成、Part2の攻略法とオススメの教材をご紹介していきます。それでは、参りましょう。

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TOEIC Part 2の問題って?


TOEICのPart 2では質問や依頼の表現に対して適切に答えているものを選択肢の中から選びます。 いわゆる5W1H (Why,When, Who, Where, What, How) などの質問依頼表現の代表選手であるWould you, Could you?など仕事で何かを依頼したり質問したりするときに使える便利な言い回しが出てきます。

またPart 3やPart 4と違い、文自体が非常に短いものです。
例えば、”How much does this book cost? (この本はいくら?)” のようにシンプルなものです。従って、Part 2はセンテンスが短くスピーキングの練習も非常にやりやすい問題です。

実感値ですが、TOEIC Part 2を練習しまくると勝手にスピーキングも上手くなっています。なぜならPart 2で使用される表現は日常で使用できる表現が多いため、インプットした表現がそのままアウトプットできる機会が増えるということです。もちろん、Part 3やPart 4を練習してもスピーキングは上手くなります。Part2はとにかく文が短いため、初心者の方などはPart2を練習しまくることをオススメしますよ。Part2では、質問をしたり依頼する表現に加えて、それに対する答え方の感覚も身につきます。ビジネスシーンでは同僚同士の会話や会議中の質疑応答などが英語でスムーズにできるようになります。

Part 2は具体的にどんなパターンが出題される?

TOEICPart 2の問題出題傾向は大きく2つにわかれます。1つは質問パターン、もう一つは依頼パターンです。

質問パターン

☑単純に問いかけの疑問文パターン
典型的な質問パターンですね。

 例: Did you~?Are you~?Is it~?

☑付加疑問、否定疑問パターン
 解答のコツ:否定形がはいっていますが、コツは普通の疑問文にしてしまうことです。

 例: Isn’t it~?, don’t you?

☑5W1Hパターン
 解答のコツ:はじめの音(Why, When, Whereなど)に全身全霊をかける。
私はWhenとWhereを聞き間違えることが何度かありました。。。

 例: Why,When, Who, Where, What
    How much, How many, How long, How far, How do you

☑疑問文ではないパターン
 Part2では必ずしも全部疑問文とは限らないです。いわゆる肯定文パターンです。

 例: The door won’t open.(そのドアがどうしても開かないんです)

依頼パターン

☑依頼パターン
 依頼: してください、お願いします

 例: Could you?, Can you?, Would you? Will you? Please~. 

☑提案パターン
 提案: ~はどうですか?しませんか?~しましょうか?

 例: How about? Why don’t you? Would you mind? Why not? Let’s, Shall we?

TOEIC Part 2をおさえるための3つの攻略法

1冊でいいのでくり返し練習する

Part 2はパターンが限られています。上記でご紹介した通り、Part 2は大きく2つのパターンに大別されます。1冊の参考書をきっちりこなせば、意識せずともパターンを習得することができます。しかも文自体が短いので、初心者でも取り組みやすいのがPart 2の特徴です。おすすめする参考書はあとでご紹介します。

Part 2はリスニングで終わりにせずスピーキングまで行う

Part 2は、スピーキングで使える表現の宝庫です。リスニングで終わらせるのはもったいなさすぎるんです。スピーキングのやり方はこちらの記事に書きましたので、よろしければご参考になさってください。

先月、シャドーウィングばかりやっていた山田塾長です。実際には、1ヵ月間1日30分、シャドーイングをやりました。この記事では、私の実体験をもとにおすすめするシャドーイングの教材、やり方、効果をお伝えしていきます。

はじめの音に全神経を!1問解けなくても気持ちの切り替えを!

TOEICは時間との勝負。どれだけ集中できるかで点数に大きな差がでます。特にPart2では、文自体が短いため、いかに集中して聞けるかが大きなカギです。私は、Part2の問題で “When” ではじまる文と “Where” ではじまる文で混乱することがよくありました。問題を解きながら、「あれどっちだったけ?」と混乱してしまうのです。その後に「あーこんな中学生でも解ける問題を落としてしまったー」と考え始めるとドツボにはまります。次の問題も集中して解けなくなるのです。従って、1問とけなくてもOK!気持ちを切り替えて、解くことが大切です。リスニングでは数問間違えても、点数は満点とれるので、大丈夫です

TOEIC Part 2のおすすめ教材3選

1冊目 TOEIC (R) L & R テスト 究極のゼミ Part  2 & 1 

TOEICを勉強したことがある人は知らない人がいない有名なTOEIC本 究極の模試600問の著者であるヒロ前田さんのPart 1とPart 2の対策本です。点数をあげたい人にはオススメします。TOEICPart2についての解き方、こういうパターンはだいたい不正解など実用的なアドバイスもちりばめられています。

2冊目 TOEIC L&R TEST パート1・2特急 難化対策ドリル

この本の良さは、手軽!ほどよい分量!信頼できる講師!特急シリーズは持ち運びがラク。通勤電車や海外旅行時にも持参できるのがうれしいです。問題数も200問 (Part 1が50問、Part 2が150問) と多すぎず少な過ぎず、続けやすい分量です。問題をたくさん解いたからといって点数は伸びません。1冊を何度もやり込むことが重要です。講師もTOEICを100回以上し、何度も990点満点をたたき出している著者です。私は、こちらのテキストをシャドーイングしてリスニングだけでなくスピーキングの練習にも使用しました。聞く速度は、1.1倍速でやり込みました。Part 2の得点力アップに加え、リスニング力やスピーキング力が向上したのも、このテキストをシャドーイングしたことが大きいです。

3冊目 TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編

 TOEICを受けるのであれば、やはり公式問題集は外せません。Part2に限りませんが、この公式問題集に主題されている例文や単語は全て暗記してしまうくらい、繰り返してください。2冊目のTOEIC L&R TEST パート1・2特急 難化対策ドリルをやり込んだ後であれば、公式問題集はやや簡単に思えてくるでしょう。

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